ずいぶんとブログにタイムラグが発生していますが、
実生活でもタイムラグが発生しておりまして、1月の誕生日のお祝いを
実家メンバーにスケジュール調整で3月にしていただくという…。

なに、そんなに忙しかったの?というワケでもないのですが
私が空いてる日は父がいなかったり、母がいなかったり、
泰人さんが出張だったり…と大人5人の予定を合わせるのは大変です。
この日も結局弟が試合で急遽残念ながら欠席。

和食が大好きな弟なのでかわいそうですが仕方がありません。
また今度。

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実はほぼ毎日このお店の前は通っているのですが、
食べにくるのは初めてでした。
私のFacebookの食いしん坊なお友達にも愛用者が多いのでおのずと期待が高まります。

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住宅街の一角にあるのですがエントランスの雰囲気がいつも素敵です。

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ひなまつりの付近だったのでこんな可愛い器でスタート。

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中に入っていたものは忘れてしまいましたが
旬のものを取り入れられてなおかつ華やか。

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椀ものにも菱餅色の生麩が添えられていてとても可愛らしい盛り付け。
椀種は鮑の真薯でした。肝の部分がうまく使われていたのが印象的です。

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鰆と鯛と鮪。
品のいい脂の乗り具合で好みです。
鯛は淡路のものです。この時期のマダイは桜鯛と呼ばれています。

この器、けっこう遭遇率が高いですが可愛いですね。
蓬豆腐を入れたり胡麻豆腐を入れたりして使っているお店を
よく見かけます。お造りを盛っても素敵ということを今回知りました。

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八寸のゆりね団子に慈姑チップスのアイディアが可愛い。
和食の盛り付けの美しさは自然のものからインスピレーションを
得ているものが多いので季節をお皿の上から感じることができます。
そこがフレンチやイタリアンと違うところかなと思います。

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カラスミと鯛の飯蒸し。
特に何もリクエストしたわけではないのに
好物のラッシュに驚く私。
カラスミ、大好きなのです。お酒飲めませんがそういうものが好きなのは
不思議だとよく言われますが、そういう人も周りに案外多いです。

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稚鮎の天婦羅。
キャビアが乗っていてこちらを塩代わりにしていただきます。
なるほどね!そういう使い方!!
そして、揚げ具合が素晴らしく、一同感動。

鮎を大量に父がお友達にいただいたことがあり、お裾分けにあずかったのですが、
自分で調理するのが面倒だったので
「デリバリーお願いします!」
とワガママを言ってみたところ、揚げたての鮎の天ぷらが届いたという思い出が甦ります。

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海老芋に餡がかかっていてホッコリしておいしいのですが、
この料理の唯一残念だったポイントはトリュフ。
トリュフの香りが弱い。
乗せておけばいいというものではないので、これならなくてもいいかもしれません。

削りたての強烈なまでのトリュフの和食における効果的な使い方は
永来権の「トリュフたまご雑炊」が秀逸でした。
食べている側から「ひゃーーーーーー」という歓声があがる香りとルックス。

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土鍋で炊いたご飯と赤出汁で〆。

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デザートはエディブルフラワーが飾られて華やかなイチゴのジェラートと
ソース代わりに敷かれた甘酒、チョコレートのクランブル。
この組合せがとてもよかったです。
色合いも味のバランスもオシャレ且つ、素敵。

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小さなお善哉が出てきます。
洋のテイストのデザートと和のデザートが2種類楽しめるのは
スイーツ好きなファミリーにとっては嬉しいポイントです。

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お薄をいただくと、母とケンカしながら茶道教室へ通っていたことを思い出します。
私の覚えが悪かったり、練習用の白靴下を忘れたり、と今から考えると
だいたい私が悪かったような気がしますが、学生時代の私にとっては
母の前でしっかり稽古に励むことが何か照れくさかった部分もあったのかもしれません。

今考えるともったいないですけどね。
勉強にしたって、だいたいそういうものです。
「あの時もっと頑張っていればよかった」
と今では思えますが、その当時は遊んだり、アルバイトしたりすることが
何よりも最優先順位だったように記憶しております。

私はそのようなことを考えながらお薄をいただきましたが、
泰人さんは「これ、どっちで飲むんでしたっけ」と父に聞き、
父は「自由に飲んだらええよ。おれは好きな方向で飲む!」
と正しくない情報を得て
「パパがそう言ってたからそのようにするん」
と言っていました…。

そんな彼はもうすぐロンドンに旅立つとのことで、
母から「どこでスーツを仕立てるの?」と質問され
サヴィル・ロウでのショッピング計画について嬉々として語っておりました。

私もロンドンは大好きな街のうちのひとつですが、
このたびのゴールデンウィークは仕事でドイツにおります。
年末あたりに私もロンドンへ行ければいいなぁ…という希望的観測を持って
家族の食事会は終わりました。

食と旅の話に加え、いつもの私の仕事の愚痴をみんなが聞いてくれ、
たくさん笑って美味しいものを頂いたのでずいぶん癒されました。
この歳になっても誕生日を祝ってくれる両親に感謝しなければいけないなと思った一日でした。


京料理 たか木



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2017.04.18 / Top↑
「遅くなったけどお誕生日おめでと~!!」
とリアル妹がランチにご招待してくれました。
私の友達はけっこう年齢層が幅広くて「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」
「妹弟たち」のような存在の人がたくさん。
とはいえ、リアル妹の存在というのはやはり別格です。
私の生涯のうち、もっとも「付き合いが長くなるであろう人間」ですからね。

どこでもいいよ、と言うので遠慮なく行きたかったけどまだ行っていない店を指定。
苦楽園の「くまがい」さんです。

何度かランチの予約を試みましたが、タイミングが悪いのと
飛び込み予約はまず難しいようでようやく今回念願が叶いました。 

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テーブル席もあるそうですがカウンターを選択。
泰人さんもこの店に来たいと言っていたので参加させてもらいました。
食い意地の張った3人で横並び。

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まず感激するのは美しい柚子窯。
品のいい香りと揚げた慈姑のほっこりした食感に焼き目の入った帆立。
家では確実にできない仕事です…。と私は思うのですが
実は実家の父はこういうのを普段の食事のときに作ってしまう人です。
料理人ではないのですけどね…もちろん私の父なので食いしん坊です。

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おつくりは鯛によこわまぐろ。
土筆の佃煮がアクセントに。
この日はまだまだ寒かったですが、お皿の上では春の訪れを感じさせられます。

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煮物の風合いも上品ですばらしかったです。
鯛の子やかぼちゃに美しく隠し包丁が入れられたこんにゃく。
ほっとする味、というよりも(いや、ほっとするんですけれども)
唸らされる奥の深さ。一見シンプルな煮物ですが、出汁の旨みと
品のよさを余すことなく堪能できます。

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椀ものは牡蠣!!
衣を付けて絶妙な具合で軽く揚げてあるものを葛うちした出汁にドロップ。。
ドロップ、とか言うのが申し訳ないと感じさせる小宇宙。
花びら茸の食感もアクセントになっています。

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生麩と原木椎茸、その上には白和え。
好きなものしか入っていません。
麩も揚げ焼きになっていて香ばしい角の食感がたまりません。
白和えと一緒に食べるとほろ苦さが麩と調和して幸せいっぱいな気持ちに。

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留め椀の白味噌には小餅が入っているサプライズ。
白味噌椀ってすきです!!ちょっと中に何が入ってるのか見えない感じがまた…
「餃子的わくわく感」を煽るのでしょうね。
私は「何が入ってるのかよくわからないもの」が好きなのです。
食の好奇心が旺盛なのと、ギャンブラー気質なもので…。

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デザートも品のいい甘さです。
バナナとパインのココナッツミルク。
ちょっとリゾートに行きたくなる組合せですね。
最初から最後まで唸らされた料理の数々。

絶対に再訪したいお店がまた増えました。

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サンキュー、リアル妹。
こんな自由な感じの言動なお姉さんなのに…笑
ご馳走様でした。


京料理くまがい



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2017.03.10 / Top↑
 前編からずいぶんと時間がたってしまいました。
いろいろと公私共に事件が続き・・・吉凶入り乱れの時期でした。
さて、気を取り直して後編を書きましょう。

祇園の花見小路は観光客でいっぱい。
そして、この日は舞妓さんや芸妓さんたちの初出勤の日でした。
そういうわけで、黒紋付のいつもと違った衣装の撮影チャンスだったのか、
カメラを持った「追っかけ」のおじさまがたの姿も多く見られました。

そして、そのおじさまがたの生態を注意深く観察する私。

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並み居るライバルたちよりもいいショットを撮りたい一心で
ダッシュをかけるおじさん。
と、小走りの舞妓はんと、その様子をニヤニヤして眺める私。
あまりにも必死な形相のおじさんだったので、目線入れさせていただきました(笑)
もしかして、奥様に秘密のご趣味かもしれないですしね・・・。

おっかけ1

背後から来るカメラメンズの中には外国人もいます。

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もはや、ナンパです。
背後からしのびより、声をかけて撮影をお願いしているところ。
と、その様子を観察する私。

小走りにパパラッチから逃げる舞妓はんと違い、芸妓さんは
幾分大人の貫禄です。受け答えにも艶っぽさがみられます。
おじさんはニヤニヤがとまりません。

私が撮影している様子に気付いた芸妓のお姐さん、
「写真、撮りますか?」ぐらいの勢いで微笑みかけてくれましたが、
私が撮影したかった画はすでに撮れていたので「ありがとうございます、大丈夫です」と回答。
だって、一緒に撮ってもらったとしても、芸妓さんと並ぶと
思いっきり黄色く、小汚く写ることはわかりきっています。

そんなことがあったから、というワケではありませんが
八坂神社の敷地の中にある舞妓さんや芸妓さんがお参りするという美御前社へ。

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身も心も美しくなる、という「美容水」です。
身も心も・・・必要ですね。

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こうやってるところをそっちの角度から撮って!!とうるさく指図している時点で
身も心も美しくない要素がたっぷりです。

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お誕生日ディナーは阪川さんで。
和食縛りで、お店のチョイスは泰人さんにお任せしました。

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からすみ♡黒豆♡御節の中で上位に入る好きな食材。
こういうのを食べるとお正月だな~そして誕生日だな~と思います。
私が毎年このシーズンに激太りするのはある意味仕方がないことと言えます。
忘年会にクリスマスにお正月(餅大好き)に誕生日、
息をつく暇もなくチョコ祭りが始まりますからね…。

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全体的にもすばらしく印象的だったお造り。
剣先烏賊や雲丹の味わいに日本を感じます。

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蕪蒸し。
ほどよい餡の解け具合と上品な甘さの蕪の相性に驚きを隠せません。

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お隣の先客の常連さんが鰈の縁側まで綺麗に食べていたところを
大将に褒められていたのを聞いてすかさず
「ふ、魚の身を余すことなく食べられる私を差し置いて…」
と変にライバル心をそっと燃やしていたので負けずに綺麗に食べてみました。

おそらく普通は誰もそんなこと気にしないのですが、
私はそういうことを気にする性格なのです。
変に負けず嫌い。

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丸鍋。コラーゲンが溶け出した熱々のスープと
プリプリの身の食感を楽しみます。
すっぽんスープは本当に翌日の肌が違うので驚きです。

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目の前で焼かれる河豚白子。
焼かれている過程を見せられては尚更待ちきれなくなります。
「もう食べたいです」
と何度も言いかけましたが、そこはやはり大将にタイミングをお任せ。

そして登場したのがこちら。

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ふぁ~~~~。
ルックスだけで絶対美味しいと確信できます。
少し醤油が垂らされています。

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蟹酢でさっぱりと口の中を落ち着かせて…
と思ったらこの三杯酢の芳しい甘みにウットリ。。
落ち着く暇はありませんでした。

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本日2度目の鍋料理。牡蠣とふんわり火を通された卵が、
自ら放出しただしを再び吸っていい塩梅に。

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軽やかなちりめん山椒とご飯。
一口一口が上品な気持ちになるちりめん山椒です。

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赤だしのお椀が鼓の形でした。芸妓さんや舞妓さんもお座敷に入っていましたが
これは芸事をされる方はさらにテンションあがるでしょうね!

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フルーツのゼリー寄せで〆。
京都で朝から晩まで遊び、たくさん食べて
お誕生日とお正月をいっぺんにしてもらった感じでした。

いわゆる京料理の店とは少し違いますが、美味しいもの大好きな地元の方が
集まっている印象でした。

そして、初訪問だったにも関わらず素敵な接客をしていただき、
大満足で帰ることができました。おなかいっぱい、ってそりゃ
それだけ食べたらそうでしょうよ、という感じですが
一日中京都を歩き回ったのでヨシとしましょう。


ぎおん 阪川


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2017.02.15 / Top↑