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ここのホテルが加盟しているメンバーシッププログラムに
参加しているので、レイトチェックアウトの特典を活用しました。
本来は朝ご飯を食べたらただちに午前の部の取材に出かけるべきだったのですが、
あまりにもホテルの雰囲気が素敵だったので
「なんか早くホテルを出て本島へ戻るのはもったいない…」
という話になったのです。

朝ご飯はこんな感じでした。

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イタリアはだいたいどこのホテルやカフェで朝ご飯を食べても
シンプルなものがとても味わい深くて幸せな気分で一日をスタートすることができます。

ハムとチーズの美味しさはコレ、何なんでしょうね…のレベルです。
チーズに関しては特に違いを感じずにはいられません。

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ハム、チーズ2ターン目。
フライドトマト、大好きです。

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フルーツサラダで〆。
イチゴや桃の美味しさは日本が抜群ですが、
海外イチゴの独特の青みを感じる風味や、あの堅さは加熱すると効力を発揮するのかもしれません。
実際、私が初めてフランスの寮で食べたイチゴタルトは衝撃の美味しさでした。
学校の寮の食堂だというのに。
イチゴタルトのイチゴにとって、瑞々しさがすぎないというのは重要なポイントなのかもしれません。

お腹がいっぱいになったので散歩にでも行きましょうか。
という話になり、優雅なプールサイドで一休みすることにした私たち。

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基本、こういう写真は撮ります。

その後もダラダラとして、ヒマだったので自撮り写真で遊ぶ私たち。
色々なアプリがあるので、ケータイで「盛った写真」「変な写真」「用途がわからない写真」
など色々楽しむことができます。

Tちゃんはプロのモデルなので色々な表情を作ることができる、という話になり
写真を撮る時にいつも同じ顔になりがちな私も
色々な顔の写真を撮るチャレンジをしてみました。
途中から、おかしい方向へ行って、
「本気でキレてる時の顔はコレ」(下段中央)
とか
「会社の嫌いなやつのこと思い浮かべて」(中段右)
とか言い出してキャッキャッ笑っていたのです。

1枚ずつ載せるのは、さすがにはばかられるのでまとめたのがこれ。
浮かれ具合が凄いですね。

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それにしても真ん中の私…。
Tちゃんはさすがにどのショットも上手!!だったのに、
この真ん中の私の顔を見たときだけは吹き出してしまったようです。
今後はなるべく色々な顔の写真を撮っていきたいと思う私でした。

と、その時です。
何気なく後ろを振り返ると…

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ハッ!!あかん!!
様々なセクシーポーズをとって撮影タイムのカップル。
数枚撮っては彼女からの厳しいチェックが入り、撮り直しを命じられる彼氏。
これはなかなか…傍から冷静に見ていると痛い。
このタイプのカップル、最近多いですね。
本人たちは楽しいからいいのですが、周りからの目の冷たいことよ…。
特にこのホテルは年齢層が高めのシットリご夫妻やリッチな感じのファミリーが多く
なかなか冷ややかな視線を浴びせていることにご本人たちは気付いていないわけです。
レストランやカフェでも見かけます。
その時思ったのです。
「おんなじ、もしくはそれ以下や…」
彼氏に写真を撮ってもらっているだけマシなのでは…。
私たちは自分で自分を撮ってるわけですからね。(しかも散々)

そして、過度なセルフィータイムには気をつけようと思った次第です。

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気を取り直して荷物をホテルに預けて本島へ移動します。
今回の目的のうちのひとつでもある「ヴェネチアビエンナーレ」の見学です。
2年に一度のアートの祭典。世界中から素晴らしいアート作品が集まり、
観光客を楽しませてくれます。

まずはペギー・グッゲンハイムコレクションへ。
こちらはこじんまりとした美術館ですが、近代画家の作品の層が厚い!!
ダリやミロ、ピカソ、ポロック、ロスコー…誰もが一度は耳にしたことのある
アーティストの作品が展示してあります。
中でも私はマグリットが好きなので思わぬところで作品を鑑賞できてラッキーでした。

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事前にリサーチしていてカフェが素敵、という情報を持っていたので
ランチはペギーグッゲンハイム・カフェで。

とはいえ、つい先ほどホテルの朝ご飯をしっかり食べたのでそんなに
お腹がすいているというワケではありません。

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フレッシュのイチゴジュースとマチェドニア。
隣にいた屈強なゲイカップルが頼んでいたパスタとサラダのボリューム感を見ると
私たちはコレにしておいて正解だったと言えるかもしれません。
185cm、ゆうに100キロ越えはあろうかと思われる体格の二人でも最後の方では
「もうお腹いっぱい…」と言っていたのが印象的でした。

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続いてビエンナーレの展示のうちのひとつへ。
ベルギーのアーティスト、JAN FABREの展示に遭遇。
コガネムシで彫刻を埋め尽くした作品などが有名です。
ガラスと骨を使った作品を中心に今回は展示されていました。
展示会場の一部にごくごく自然に展示されている鳩の作品。
他にも本物の動物の骨と彫刻のコンビネーションなど
グロテスクと緻密とリアリティが同居している作品が多かったです。

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インスタレーションを観たあと、一休みするオシャレなカップル。
この時期のヴェネチアは本島に暑いので日陰での休憩は必須。

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続いてこちらもまさかの偶然で出会った展示会場。
これを観ずにして帰るのはありえない…ダミアン・ハースト。
大掛かりな展示でネットでも話題になっていたのですが
今回事前に展示会場をきちんと調べていなかったにも関わらず
目の前にいきなり現れたので興奮が止まりません。

こちらは入場料が18ユーロですがむしろ18ユーロは安いのでは…と思います。
私はジャーナリスト枠に入るとのことで、証明書を提出してサインをすると無料。
何が嬉しいって「ジャーナリスト」としてビエンナーレで認めていただけたこと!

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「Treasures from the WRECK of the Unbelievable」
沈没船からの信じがたいほどの宝物、というタイトルがつけられている今回の展示。
功名に作り込まれた展示物がどこまでリアルでどこから「アート作品」なのか
観る側を混乱させます。あまりにも予算をかけすぎている、という批判もありますが
これは無条件に楽しめる作品なのではないでしょうか。
私が沈没船とか古代遺跡とかそういうのが好きだからというのもありますが。

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規模の大きさには圧倒されるばかり。
この展示会場は安藤忠雄氏が内装を担当しているそうです。

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面白いのはこのように「ダイバーが引き上げている瞬間」も展示されていること。
リアリティを感じさせ、「あれ?これって本当に海に沈んでいた昔の宝物?」
と感じずにはいられなくなってしまうのです。

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アート関係者の中には賛否両論あったようですが、
誰にでも分かりやすくておもしろいコンセプト、
そして間近に観る作品の圧倒的な存在感。

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先ほどのJAN FABREにも共通して言えることですが、
グロテスクな部分というのは人を惹き付けてしまうものなのかもしれません。
私は昔からちょっとそういうものが好きな傾向にあり、
二面性とか、キレイなものに隠された汚い部分とかそういうものに興味があります。

人も同じでね「裏表がある」というのとは別で「二面性がある」ということは
魅力的な人物だと感じます。平たく言えばギャップ萌えということでしょうか…。

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360度鑑賞できる楽しさもあります。
珊瑚がビッシリ棲みついた熊のブロンズ像の背面。

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before & afterで展示してあるコーナーも。

写真を観ても、ブロンズを観ても、加工された作品を観ても
どれもが世界に引き込まれるのです。
こういった大型の作品コーナー以外にも金銀細工で作られた宝飾品や
仮面、小さな指輪や耳飾りなどが大量に展示してあり、
「え?これも展示だったっけ…」とますます頭の中が混乱します。

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もはや、本当に沈没船から拾ってきたものの展示会を見学しにきたのでは…
と思うあたりで「あぁ、違った違った」と気付かされるのが
ディズニーの彫像。
クスっとさせられるポイントなのか、皮肉なのか、メッセージなのか?
観る人にとって感じ方は様々でそれが面白いところだと思います。

この展示に感動しすぎて、もう一件行きたいと思っていた取材は
諦めましたが、(バーカロでフリットを食べる、という企画)
私がフリットを食べることを諦めるほど素晴らしい展示だったということで
十分この展示会の魅力をお伝えする説得力となったのではないでしょうか。

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ホテルに荷物を引き取りに行って、電車の駅まで移動している間も
まだ興奮が冷めることはなく「展示期間中にもう一回行こうかな…」と
まで思うほどでした。フリットも食べてないしね…。

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駅に到着して電車の時間を待っている間にお腹がすいてきたので
(だって、ほら…本日は朝ご飯と軽い女子ランチしか食べていないから!)
私だけトラメッツィーノというサンドイッチを食べることにしました。
これも「取材だから」と言って買ったのですがイタリアの中では珍しい
日本っぽいサンドイッチなのです。
でもポイントの高いところは日本のパンよりもキメが細かくてシットリしている。
布巾をかけてあるあたり、他のパンよりも繊細であるというか、特別扱いを感じますね。

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急いで食べたいがあまりのピントの合ってなさ…。
ツナを選びましたが、これは…絶対次にヴェネチアに来たら食べた方がいい。
駅のカフェテリアみたいなところで食べてこの美味しさ、
ヴェネチア本島の有名店で食べたら一体どんなことになっていたのか…。
想像が想像を呼び、
「いつも日本で食べていたサンドイッチがウソなのでは」
(別にウソではないけどw)
「何が本物で何がウソなのか分からないな…」
と、ここでもダミアンハーストの作品を観て影響を受けていた思考が残っていたようです。

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フィレンツェの駅に到着するとTちゃんのご主人と子供たちが迎えにきてくれていました。
そして、お家に帰るとご主人お手製の鶏肉のゴルゴンゾーラソース煮が!
庭で穫れたトマトと一緒に頂きました。
ママを2日ほど不在にさせてしまったことは大変申し訳ないですが、
とても楽しくて有意義な時間を過ごせたのでご主人、キッズには大感謝です。

「大人でも絶対に譲れないトマトのパスタ」につづく




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2017.07.30 / Top↑
 サンタマリアノヴェッラの駅からヴェネチアへ向かいます。
電車のチケットは最近イタリアでもネットで簡単に買える上、
発券もなし、スマホの画面を見せるだけでどこにでも行けるので
昔よりずいぶんと簡単になったものだと思います。

ヨーロッパの鉄道は2等車でも十分に快適なので荷物が多い時以外は
2等で移動していますが、今回背筋が凍るできごとが…。
列車の席で呑気にインスタを見たり、撮った写真を交換したりしていた私たち。

すると…通路側に座っていたTちゃんの顔のすぐ横に見知らぬ男の顔が!!
本当に勢いよく振り返ったら「キッス」をしてしまうのではないか、というほど。
明らかに尋常でない様子の男はTちゃんの持っているケータイの中を覗き込んでいます。

私はどうしていいか分からず固まってしまっていますが
Tちゃんはまったく気付いていないのが不思議すぎる光景。
しばらくして男は何事もなかったかのように去っていきましたが、
ほかの乗客たちも不審に思う行動をしながら車内をウロウロしているので
車掌さんにTちゃんはイタリア語で「変な人いるよ!!」と怯えつつ教えてあげます。
結局、その後男が近づいてくることはなかったのですが、ビックリです。
こういうことを想定すると1等に乗っていたほうが安心なのかもしれませんが…。

気を取り直して、駅に着いたのでタクシーに乗ります。
ヴェネチアのタクシーは初乗りが60ユーロほど(約8000円)です。
高いので気軽に乗ることができません。
が、ホテルまで荷物をとりあえず運びたかったのでホテルまで80ユーロだという
水上タクシーを利用することにしました。

80ユーロって…1万円ほどなのでただの移動手段にしては高すぎますが
これはこれで楽しいアトラクションとなりました。

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こんな風景が続くところをブーーーン!!と貸切の船で移動なのですから。
テンションがあがりきった状態で写真を撮りまくります。

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フェイスブックにもこの写真を投稿し、友人のSさんからは
「ゆかこちゃんのパリピ(パーティーピープル)感が…笑」
というコメントをいただいたほど楽しんでいる感じがにじみ出ています。

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ホテルの船つき場。基本的にここからしか移動できません。

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素敵な庭を眺めながらエントランスに一直線に向かう道。
Tちゃんとは時には二人で、時にはお互いの家族で旅行していますが
いつも大笑いの珍道中になるので、今回も何が起こるやら…。

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お部屋はこんな感じでデコラティブすぎず、スッキリ落ち着いた感じです。
ヴェネチアは本当にゴージャスな内装のホテルが多いのですが、
これぐらいがちょうどいい。

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リビングスペースでも会話を楽しんだり、ターンダウン時には
チョコレートを頬張ったり。
例のごとく、シャンパンには手をつけない私たちです。
アルコール抜きでも面白い話は尽きることがありません。

さて、ランチに向かいます。
今回のランチは私がどうしても行きたいと言ったレストランに。

初めて行ったのは20年前…。
その時に食べたティラミスが美味しかったことをずっと覚えていたのですが、
その数年後、道に迷いながらたどり着いた2度目のヴェネチアでは
日本からそれを目的にきたというのにティラミスが売り切れていたという
悔しい過去も…。あの時の気持ちを私は一生忘れないのではないでしょうか。
誰のせい、とか言うわけではありませんが、道に迷ったことで大幅に時間をロスし、
売り切れたティラミスが諦めきれません。
そのまま私がヴェネチアを再訪する機会はそうそうやってこず、
暫定1位のティラミスは幻になっていったのでした。

その暫定1位ティラミスの地位が揺らぐ事件があったのが
泰人さんと行ったミラノの「リストランテ・トラサルディ」のティラミスを食べたときです。
頭を打ちぬかれたような衝撃でしたね。
だいたい、年をとっていくと共に経験値があがり、美味しいものを食べ慣れていって、
食に対する感動というものに出会えることが少しずつ減っていくものだと思うのですが
(より美味しいもの、美味しい店…新しい食材…と追い求めてしまう理由ですね)
衝撃的に美味しい食べ物というのはなかなか出会うことがありません。

それでも私が「いや、これは本当に美味しいけれども、暫定一位のともう一度食べ比べないと」
と思ったのが今回やってきたムラーノ島のお店のティラミスなのです。

食べ物に対する執念ですね。
「どうやってでも食べたい」
という気持ちがあったので、今回はお店の予約をする際に
「ティラミスを絶対に置いておいて」とTちゃんに付け足してもらいました。

あぁ。これで安心。

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フィレンツェのパンは美味しくないことで有名ですが
(ソースをつけて食べることが前提で味が極端に薄く、フィレンツェのパンがまずいことは
フィオレンティーナの皆さんも自覚があるのですが、むしろそれを気に入っているという不思議)
ヴェネチアのパンは美味しいです。
キメが細かくて私はとても気に入りました。日本やフランスともまた違います。

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前菜盛り合わせ。ヴェネチアにきたからには絶対に食べないと…というものばかり。

特に右上に写っている白いフワっとした食べ物が美味しいです。
これは塩鱈をフワフワに戻して、トウモロコシのフランのようなものに乗せた
ヴェネチアの郷土料理、バカラとポレンタです。

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鯵のマリネ。いわゆる南蛮漬けというものですが、
軽く揚げた具合がちょうどよくて玉ねぎとの相性も抜群。
イタリア料理は野菜の美味しさも堪能できるからいいですね。

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こちらが一見ソース焼きそば(辛口)に見えるイカ墨のスパゲッティ。
ベタな選択であることは承知の上ですが、ご当地メニューは絶対に食べ逃ししたくありません。

イカ墨の色が思っていたよりも薄いな、と思った方いらっしゃいませんか。
2種類の調理法があるそうで、一度冷凍して濃縮されたイカ墨を使う場合と、
フレッシュのイカ墨を使う場合があるそうです。
両方とも美味しいのですが幾分フレッシュの方がまろやかでパスタの味も感じやすい。
イカの美味しさは鮮烈でした。

ん…??その時Tちゃんの様子がおかしいことに気がつきました。
あまり食が進んでいない。

海老と蟹がダメだということは知っていましたが。
(だとしたらほとんどアンティパストミストも私が食べたということをお察しいただけるかと)

「あっ…!!そうだ…Tちゃんはグルテンアレルギー…パスタは小麦→グルテン!!」
「う、うん…でも大丈夫だよ」
「いやいや、ムリしたらダメだから」
結局Tちゃんは少しだけ味見をする程度で残りは私がいただきました。
うーーーん。
実は、私はそれが恐ろしくてアレルギーテストとやらを受けたことがないのですが
日本に戻ったらやってみようかな…と思わされる瞬間でした。

「ブタクサ」のアレルギーであるのは予想がついているのですけどね。
ブタクサて…。

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そんなことを思っている間にティラミスがやってきました。
暫定1位は改めて食べてみるとトラサルディとは全くの別モノなので
比較対象外かな…という感じでした。でも王道ティラミス、幸せの味です。
そして、20年前にタイムスリップできる味でした。

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ムラノ島と言えばガラス工房。
取材もさせていただき、ギャラリーも見学させていただきました。
なんか買おうかな、と思ったのですがこの鳥の入れ物(大)は約80万円。
きっと少しは値切れるんでしょうけど…

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こういうガーリーな品物も売っています。
ヴェネチアングラスの醍醐味はデコラティブシャンデリアなのではないでしょうか。

ところで、こちらでお手洗いを拝借したのですが、
バックヤードにはアメリカやフランスに発送する準備がされている大型の木箱が山積み。
人気のアトリエのようですね。

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続いて本島に向かいます。
今日はお祭りなので、こういった大型クルーザーが多数停泊しています。
後ろの建物と比べるとその大きさが分かりやすいのではないかと思います。
こういうのを持っている人は大抵が有名アーティストや、セレブリティで、
そういう人たちに疎い私でも知っているような名前の方々が所有者だそうです。

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船を買おうかな…と言い出すTちゃん。
色々と発言がぶっ飛んでいますが、海を愛する彼女は本気のようです。

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2年に一度の現代アートの祭典ヴェネチアビエンナーレが開催中です。
こちらの手も今年の目玉展示のうちのひとつ、
ロレンツォ・クイン氏による作品。
ちょっと怖おもしろい感じが好みです。

ビエンナーレでアートを巡るのが今回の目的のうちのひとつ。
しっかり見るのは明日にして、この日は仮面作り体験に出かけます。

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お祭りで使用される仮面を自分でペイントできるという教室。
なんでもこういう体験ものはやりたいと思ってしまうので、日本から予め申し込んでおきました。

この体験教室は40ユーロほどなのですが、プライスレスな体験です。
ちなみに、白マスクの状態はものによりますが2ユーロから10ユーロ程度なので
Tちゃんはいっぱい買って帰って家で子供たちの塗り絵にすればよかった…と言っていました。
確かに!!

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この日の夜ご飯はイチゴのフレッシュジュースと…

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カプレーゼ。豪快な盛りつけですが、こうやって食べるのが一番美味しいと思います。
私は家でカプレーゼをするときについついスライスしてしまいますが、
フレッシュなモッツァレラが入手できたときにはこの盛りつけをしてみたいです。
1個丸ごといただく贅沢感と幸せ。

Tちゃんはシーザーサラダチーズ抜き。
さすがモデルや!と誉め称える私ですが、Tちゃんがよけたパルミジャーノチーズを頂くので
私はダブルチーズカプレーゼとなりました。
そういうところよ…食に対するストイックさがまったくないので…。
ライターの仕事があるから…というのは正当な言い訳として
まかり通っているのでいいか…。

というような話をしながら眠りにつきましたが、
完全に寝落ち負けであったことを自覚していました。

「プールサイドの自撮りに要注意」へつづく




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2017.07.27 / Top↑
今年はゴールデンウィーク返上でドイツに出張だったのと、
8月もインド出張が決まったので、
バカンスが欲しい!!プライベートでどっか行きたい!と
半ば強引に夏休みをいただきました。
泰人さんは山形の出張予定が読めない…とのことで
「ほんなら一人で行ってもいいですか」
と「NO」と言えない質問をしてみました。

大きな気持ちになれるイタリアはもはや第二の故郷…。
住んでいたのはフランスですがフランスには卒業後数回しか行っていません。
イタリアに何度も行くのも半分は取材をかねているので
仕事なのですが、楽しさが違います。
しかも、今回はヴェネチアに小旅行も組み込んでいます。

選んだエアーはKLMオランダ航空。
ガッツリエコノミーをとって直前でのプレミアムエコノミーアップグレードを狙います。
これでまたマイルが貯まったというワケ…。
泰人さんはマイルを大層持っているので、
次回ロンドンに行く時に彼だけビジネスという事態を避けるために
私も一生懸命地道に貯めているところです。

まぁ体の大きさが違いますからね…。
幅はそんなに変わらないかもしれませんので長さが違うというべきか。

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一人旅なので基本的にヒマですが、イタリア取材に使う資料や
みたい映画を貯めておいたので飛行機の中ではあっという間に時間が過ぎます。

ちょっと誤算は1列目だとここが上げられないのね…。
あわよくば3席空いていたら全部アームレストを上に上げてゴロゴロできるのでは。
と思ったのですが、そもそも上げることすらムリ。

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それから近くの席の年配マダム集団が予想以上に
騒がしかったのでムダに疲れたこと。
「アイムソーリー!!ウォータープリーズ!」
と離陸中まっただ中に席を立って叫ばれたのでぎょっとする周辺の乗客たち。
「アイムソーリー」と「エクスキューズミー」って日本人からするとややこしいですよね。
ちょっとKLMの美人なお姉さんにキレられていたのでまぁ先に謝っておいた、ということで。

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ここの席はけっこう好きです。
「飛んでる感」をたっぷり感じることができませんか?

イタリア201707144

機内販売も早速チェック。
とはいえ、ほとんど最近は機内販売で買い物することもありませんが、これは可愛い!!
久々のヒットです。結局買っていませんが、欲しいと思った品物です。
何をするものかと言いますとね、ガーターストッキングみたいになっていて
スマホやカードを入れることができて手ぶらでお出かけできるというシロモノ。
ホテル内で朝食に行く時とかパーティーの時に便利そうですよね。

「こういうの!!こういうの欲しかったんよ!!」
と飛びつきそうになり、友達にも…と色違いで数枚買いそうになりましたが、
よくよく考えてみるとスマホや名刺をここに入れたとして、ですよ。
取り出すときは峰不二子ばりのスタイルでないと犯罪になるのではないのか。
そもそも、どれぐらい伸びるものなのか。
伸びなかったら腕につける羽目に陥るのではないのか。
などと諸々の不安が財布の紐をギュッと締め付けたのでした。

夜のお姉さんにはおすすめのアイディア商品です。
スリットの入ったドレスでコレを使い、
名刺を取り出したらおじさんたちはウホウホなるに違いありません。
というイメージ貧困な状態ですが、それが正しい使い方なのではないでしょうか。
ともかく、私が買うのはやめておいて正解、という結論。

そうこうしているうちに機内食のアナウンスが。
KLMはアナウンスで何が出るのか教えてくれるのですね。
エコノミークラスでのメニュー表をやめた模様。

今回のメニューは「鯖の唐揚げとカレーピラフ」または「ハンバーガー」
と言うではありませんか。なんなん…それ…。
どっちもめちゃくちゃ好きなやつが来てしまった…。
こういう時は一人旅であることを呪います。
どっちも食べたい…見るだけでもいいからどっちも見たい…。
そんな気持ちですが悩みに悩んだ結果、ハンバーガーを選択。

イタリア201707145

さて、やってきました。
「ハンバーガー」ではなく「ハンバーグポテト添え」と途中で訂正のアナウンスが入りましたが
どちらにせよ私の目の前に来たからには「ハンバーガー」になります。
恒例の機内食を何にでもパンに挟む私。今回はもう、成功間違いなしのメニューです。

イタリア201707146

ほーら!大成功もいいところです。
むしろ、パンも温かい状態で配られるので大満足の美味しさです。
その辺のファーストフードやチェーン店には負けていませんよ、という風情。

チラチラと周りを見回し、一応鯖の唐揚げとカレーピラフの様子を窺おうとする私でしたが
きっと今回はこれが正解のはず。
KLMの機内食は紙ナプキンや紙ランチョンマットも凝っていて可愛いです。

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窓の調光がボタンひとつで数段階に調節できるようになっていて驚き。
しばらくKLMに乗っていませんでしたが関西からヨーロッパに行くには
かなり快適ですね。10時間の飛行とはいえ、まったく苦になりません。

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夜食に配られたクリスピーアイスサンド。
美女と野獣を鑑賞しながらアイスを頬張るひととき…。
いよいよバカンスムードが盛り上がってきました。

忙しい、忙しい、と言って映画館で映画も観ていない日々でした。
ご飯も家であまり作らずに締切前には記事を書きまくって
(そもそも分けて書かないことが悪い)
記事が完成したら死んだように寝る、起きて会社に行く、
寝る、会社、食べる、記事、寝る、会社のエンドレスループ。

人間らしさを失っていなかっただろうか…とすら思う時もありましたが
やっぱりこうやっていつもの生活にスパイスを入れる意味で旅行はいいですね。

イタリア201707149

到着前のお食事はフェットチーネ。
これもパンに挟んでみようか…と思いましたが(焼きそばパン的な発想で)
これはさすがに普通にいただきました。
ピクルス残している人連発でしたが、日本人は漬け物は好きなのに
ピクルスは苦手な人が多いのはなぜ。酢がイヤなのでしょうか。

イタリア2017071410

地上に着きました。
行きの便はなんと5時間も乗り継ぎの時間が。
うーん、ヒマです。でも、大丈夫!私は下調べしてきているのです。
まずはマッサージ店が数店舗あること、
空港内に美術館があること。
そして…カジノがあること。

どういう時間配分にしようかしら…と考えてマッサージ店の前でボーっと立っていると
可愛い女の子の店員さんがウィンクを。
あんなん、オッサンだったら即吸い込まれますね。
根がオッサン気質な部分があるので「おぉ、おぅ」という変な心の声がしました。

魅力的なメニューがけっこうたくさんあります。
バックマッサージ、全身マッサージ、フットマッサージ。
ネイルに脱毛まである本格サロンです。
あ〜、フットネイルして欲しいしバックマッサージもいいな〜…
時間はたっぷりあるわけだし。
と悩んでいる間、ふと思いついたのです。
「カジノで勝ったら贅沢に飛行機の直前までスパで過ごしたらいいわ」
そんなわけでカジノを探します。

だいたい場所がどの辺りにあるかは目星がついています。
いつだったかにスキポールを通過した時に「あっ!カジノ!」と思ったのを覚えていたのです。
その時は急いでいたので横目で見るしかできませんでしたが、
今回は勝負するにはたっぷりの時間。

絶対に負けられない。という気持ちでカジノに向かいます。
ところが、あれ、確かここにあったはずなのに…というところが
インターネットスペースみたいな空間になっています。
おかしいな…移転ですかね。と思いつつ地図で確認。

イタリア2017071411

たしかに「カジノ」と書いてあるのですが地図上でも見つけることができず、
続いてミュージアムを探します。あれ…こちらもないわ。
ネットにもたしかにカジノと美術館があるから時間をつぶすには困らない、
というようなことが書いてあったのに。

イタリア2017071412

案内板には書いてあるのに地図にない不思議。
んんんん…。と思い最終的に旅行者の頼れる味方「i」に聞いてみることに。
(iというのはもちろんインフォメーションの略ですが
私はよく「i」に聞こう!という使い方をします)

iのお姉さんにいきなり「カジノはどこ」と聞くのは
なんだか恥ずかしいような気がしたので
「ミュージアムはどこ」と聞いてみました。
「ミュージアムはクローズしました」と回答されたので
「えぇ〜残念…じゃあ…カジノは?」とあくまでもついでを装って聞く私。
「カジノもクローズしました。奥さま。」
なんだか、最後に奥さま、と付けられたことによって余計にカジノについて
聞いたことが恥ずかしいような気になってしまいました。
「いい歳して乗り継ぎ時間にギャンブルですか」
ときっとiのお姉さんには思われてもいませんが、なんとなく自分に対してそう思ったのです。

それは、あくまでもついでを装ったということがまったくのウソで、
本来は「スパの代金をギャンブルで勝って、タダでスパをしたい」という
意地汚い気持ちがあったから恥ずかしい気持ちになったのです。
ミュージアムもカジノもないならスパとショッピングしかありません。

ミュージアムショップは残っていたのでそこで可愛い雑貨を数点購入し、
とりあえず入国審査を受けることに。中にもスパがあることは調査済みです。

イタリア2017071413

ぎょっとするほどの列。
いつも思うのですが、なんでこんなに並ぶのでしょうね。
これは、カジノで大はしゃぎしていたら間に合っていなかったかもしれない…。
それこそ恥ずかしいことです。ある意味、なくて良かったのかもしれない…。
むしろ、そういう人が続出したから閉鎖されたのでは。とすら思う列です。

イタリア2017071414

出発2時間前行動…。さすがに誰もいません。
と思ったのですが、遅延のお知らせが。ただでさえ5時間待ちなのにプラス1時間半。

どうすればいいの。遅延したことによって、なのかは分かりませんが
入国審査を通った後のスパは早くも予約でいっぱいです、とのこと。
しかもスキポールは広いのであまり行ったり来たりしたくないのです。
とはいえ、このガラガラのところに3時間半はキツい。

お腹がすいてきたのでカフェテリアにでも行こう、と動き出しました。
結局私を動かすものは空腹感なのか…。

イタリア2017071416

日本時間夜中の2時にコレを食べる背徳感と言ったらもう!!
ダメだと分かっていても幸せよね。ふふふ…と
怪しい笑いを浮かべながらラザニアを一人頬張っていると…

イタリア2017071417 

ほら、やらかした。
安定の白いトップス着ているときのトマトソースこぼす率。
はぁ…こういうので余分に疲れるわ。と思いながらトイレの洗面台で洗います。

関空からオランダまでの飛行機降りる瞬間までは全く疲れていなかったのに
なんだかんだで乗り継ぎの時間の間にものすごい疲労感。
どこにも行けない閉塞感というか。

悔しいのでコレを使いました。

イタリア2017071415 

簡易マッサージ機。
ちょっとバカにしていたのですが2ユーロでけっこうな満足感。
何ならもう2ユーロ払ってもよかったぐらいなのですが、あぁ〜気持ちよかった、
とボーっとしてそのまま座り心地のよい椅子に掛けていたら…
「ピーーーーーーーピーーーーーーピーーーーーー」
という警告音が鳴り続けています。
何なん…と思ったら私のマッサージチェアからです。
「終わったんだから早く降りてよ」的な警告音。
はいはい、すみませんね。とマッサージチェアに対して独り言を言う私。

アムステルダムからフィレンツェの飛行機の中のことは
何一つ覚えていません。寝ていました。

結局予定よりも2時間遅れで0時前にフィレンツェ空港に到着したのですが
Tちゃんのご主人、フランシスが迎えにきてくれていました。
「なんだよ、スーツケース1個だけできたの?こんなに大きい車で来たのに!」
「いいねん、私が大きいから」
というようないつものやりとりをしながら
9人ぐらい乗れそうなバンに乗せて家まで連れていってくれました。

私が到着するとTちゃんが出迎えてくれて、もはや自分の部屋のように
過ごしている離れの部屋に移動します。

イタリア2017071418

ウェルカムギフト!!
5星ホテルですか…というホスピタリティ。
愛用している歯磨き粉に、私がお気に入りのお菓子、フォルナセッティのアロマキャンドル。
「今日はゆっくり休んで〜!」と言われたのですが、結局近況報告などをしあって、
眠りについたのは3時前でした。

明日は早速Tちゃんと二人でヴェネチア旅行です。

つづく




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2017.07.24 / Top↑