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 ボローニャのFICOから駅に戻ってきたのですが
少し時間があったので近隣を散策してみることにしました。

ボローニャは前回泰人さんがロンドンへ行ったときにボローニャ経由だったか何かで
「ボローニャでボロネーゼを食べる」の先を越されていました。
「けっこう駅の裏側は危ないから気をつけないとだめですよ!」
と言っていたのですが、どっちが裏でどっちが表かよく分からず、
とりあえずあまりはぐれた場所へ行かないようにだけ気をつけてみました。

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珍しい装飾が施された煉瓦の建物。
こんなタイプは初めて見ました。
このエリアでは普通なのかなと思いましたが、ほかに見当たらなかったので
珍しいものかもしれません。

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「Chiesa del Sacro cuore di gesu」
駅から3分ほどの距離にありますが、ファサードの緻密さは圧倒的でした。

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建築技法や素材の持つ個性に加えて精密な装飾が見るものに迫力を感じさせます。
観光スポット的な教会ではないので、中はとても静かで
お祈りされている方が1人いただけでした。

さて、電車に乗り遅れてはいけませんからね。
さっさと早めに駅に戻りましょう。
この時点でスマホ充電が5%しかなかったので正直焦っておりました。
早く充電したい。
イタリアの長距離電車は基本的に電源がついているので
電車に乗ってしまえばこちらの勝ちです。

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ところが!駅に着くとなんだかみんなザワザワして不穏な空気が漂っています。
まさか…と思って電光掲示板を見てみると。

200分遅れって何なん!!
と焦る私。
17:05の電車だったのですが10分前の段階で電光掲示板に表示もされていません。
しばらく待っても何も変わらず。
あぁぁぁぁもうダメだぁ…と途方に暮れようとした瞬間です。
全くの定刻通りに17:05のミラノ行きがやってきました。
これには同じ電車を待っていた人たちも「おぉ!!」と盛り上がります。

なんという掻い潜り具合のラッキーでしょうか。
ていうか、こんなことある?というテンションで17:05電車のチケットを
持っていた人たちの中で変な高揚感と連帯感のようなものが発生していました。

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私はとにかく充電をしないとチケットコントロールの人がきた時に
迷惑がかかるかもしれない、と思って焦って充電をします。
そして、やっと落ち着いたのでFICOで買ったジュースを飲んでビタミン補給。
ふう〜〜〜〜。

すると、隣の席に座っていた
スキンヘッドでサンタクロースのようなヒゲを生やしたオッサンが
「…それ、美味しい?」と聞いてきました。
「美味しいですよ」と答えると
「カッコいいボトルデザインだから写真を撮りたい」
というようなことを言います。
「いいですよ。どうぞ」と言うと裏と表を撮っていたので
何かしらそういう関連の仕事の人なのかもしれません。
きちんとしたスーツを着ていたので身なりって大事よね、と思わざるをえません。

だって、見知らぬいかつめのオッサンが話しかけてきて、汚い格好だったら
「は?イタリア語わかりません、英語もわかりません(以下無言でプイとする)」
になるというのに、グレーのスーツに上等そうな白シャツを着てたら
ニヤニヤして会話に応対するのですから、理不尽な世の中です。

「いや〜、この電車来て本当に良かったよね!キミは旅行かな?」
としきりにご機嫌で喜んでいるので「ええ。まぁ仕事半分遊び半分」
と言うと「キミ、この後どこか行く予定だった?」と…。
「いや、夜ごはんはまだ決めていませんけど…」と
これはもしかして前置きの長いナンパ…!と身構えたのもつかの間。

「飲みたいならココがオススメで、軽く食べたいならこっちがオススメです」
と自分のグーグルマップをめっちゃ見せてくる。
なんやねん、このおっさん。。と思いつつも、こうしてグーグルマップを
見せながら私の財布を盗んでるんじゃないやろうね?と一応警戒は忘れませんが
ただの親切な人だったようです。

イタリアはコレがあるから面白いところもあります。
男女問わず、フツーに話しかけてくるんですね。

♪知〜らない街を〜歩いてみた〜い♫
と心の中で歌いながら歩いている私なので、知らない人と話すのも
旅の醍醐味なわけですよ。

で、結局ミラノ中央駅についたら「では良い夜を!またね!」と
190cm以上はありそうなオッサンは華麗に去っていきました。
またね、ってなんでやねん。とちょっと思いましたが
イタリア男のやり口というか、フツーに使う言い回しなんでしょうか?
「また会っちゃうかもね」的な?今となっては謎ですが。
イタリア語はなんだか言い回しに色気があっていいですね。



FICOで大層買い物した後なので、一旦ホテルに戻り、荷物を置いて、
着替えてからオッサンがすすめてくれた駅から歩いていける、という
ルーフトップバーに向かってみました。

オシャレなところへ行くにはオシャレしていかないといけませんからね。
今回の旅行において「ここぞ」のディナー用に持ってきた
大活躍のブルネロのワンピースに「今履かずに、いつ履くねん」的な
トムフォードのバックストラップパンプスを履いて出掛けました。

そして、うっすら場所はわかっていたのですが、念のためグーグルマップを起動。
左手にスマホ、右手にバッグ。
ながらスマホで元気よく歩いていた矢先です。

ズデーーーーーーーーン!

両膝からまるで「膝カックン」をされたかのように前に倒れこみました。
痛い…あかん…コレはほんまに痛いやつ…。
と思ったと同時でしょうか。
ちょうど私が転んだのがレストランの目の前だったのですが中から数人の
「オゥッ」という声が聞こえてきました。
恥ずかしい。イキって歩いていた自分が死ぬほど恥ずかしい。
ミラノのオシャレ系人間に教えてもらったルーフトップバーに行くんだ〜
と張り切って出てきたというのに、両膝からこけた上、
左膝は結構な量の血が流れています。

それでも「ブルネロのワンピが破れていないか」を気にするのは
まぁまぁ貧乏性だなと思って半笑いになります。
だってお気に入りですからね!仕方がありません。

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わぁ!!!
こういうタイプの店ね!
普段の私のライフスタイルではなかなか行かない店です。
場所はプリンチペディサヴォイアの横のホテルでこの入り口は裏手にあります。
「radio milano」というお店でロンドンにもお店があるそうです。

そして、この手の店にありがちな(特にアメリカの映画とかドラマで出てくる)
超絶美人の受付が待ち構えててあまりにイケてないやつは門前払いを食らうというやつです。

「インビテーションはお持ちですか?」

と聞かれたので「えっ!インビテーションいるの?」と聞くと
「あっ、イベントにお越しじゃないんですね、ちょっと待っててくださいね~」と
にこやかに対応。イタリア美女3人が膝上25センチ以上に裾がある
エロ服を着ているのですからもうね、圧巻ですよ。
そりゃ電車で乗り合わせたオッサンも大絶賛するわ。と思わずにはいられません。

それに比べて、私は少年レベルに膝から血を流して早くも両膝青アザです。
(キッタネー膝w)とか思われてたらどうしよう。。とドキドキしましたが
「どうぞ~♡」とエレベーターの中のボタンまで押してくれた時、
ちょっと胸元が見えたので得した気分になるという始末。
自分の中に確実にオッサンがいる、と最近思うことがあります。

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「外?中?今日は絶対外だよね♡」と明らかにゲイだと思われる
華奢系男子がにこやかにテラスにシートを作ってくれます。
一人アジア客にもみんなが優しいシャレた店!!

隣に座っていた美女2人組はカップルでしたね。
私が大きいカメラで写真を撮っていると
「あなた、カメラマンなのぉ~♡」
と艶っぽい感じでウインク付で声をかけられたり、逆隣のカップルはメンズ2人組。
こちらの二人も男前で、オシャレ。似た感じのスーツを着ていて二人とも
同じブートニアをしていたので、何かのパーティーの帰りかな?
とコーディネートを観察してみたり。

カップルばっかりなのでは、と思っていましたが
意外と一人客と、5~6人のグループ利用も多いので驚きました。

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お酒を飲まずとも、間違いなく気分を盛り上げるノンアルコールカクテル。
のどが渇いていたのでもの凄いおいしさに感じます。

そして、1人客にも2人分のおつまみセットを持ってきてくれる気前のよさ。
タマゴ状のグラスの奥にチラっと移っているのはオリーブとポテトチップスと
スナックの3種盛りで、手前はカナッペが3種類。
けっこうコレだけでも楽しめるのでオススメですし、どれもおいしい。

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でた、大好物のイカのフリット。
横に添えられているのはマヨネーズです。
カリっと揚がっていて香ばしい!初めて一人でミラノに来たときに食べたのが
ドゥオモの近くで食べたイカのフリットだったな、と懐かしく思い出しました。

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振り返ったら空がこの色です。

トリップアドバイザー的には「値段が高い!」と書いている人もいましたが
私はこの景色、この客層、この雰囲気、この味ではむしろかなり安いと感じます。
(私は全部で24ユーロ払いました)
ミラノって感じ+モード感を味わいたいなら行ってみてほしいルーフトップバーです。

ちなみに今までこの種の店はノーマークでしたが、
調べてみるといろいろ他にもあるようなので、今後はこういうところも含めて
探索していきたいと思ったのが今回の収穫。

道でズデーーーーンと派手にこけてしまいましたが、
頑張ってハイヒールでやってきたことに後悔があるはずがありませんよね。

続く



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2019.05.28 / Top↑
ミラノのホテルは今回安さ重視で選んでみました。
中央駅から300m以内の立地で1泊1万円ぐらい。
バスタブはついていませんが新しくて綺麗で部屋も十分な広さがあります。

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43STATION HOTELというところです。
内装もスッキリしているのでくつろげます。
ビューは良いとはいえませんが、広い通りに面しているので、
カーテンをあけていると寝ながら空と雲が見えて開放的です。

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新しいホテルはだいたいベッド横にコンセントがあるので助かります。
Wifiももちろん無料。
ちなみに、前日泊まっていたコモのヒルトンはWifiがいまどき無料じゃないのが
なんだかなぁ。という感じでした。
値段が高いホテルだとそれだけ期待度や求めるサービスも高くなるので
今回のように安いホテルでそこそこサービスが充実していると逆に評価が高くなりますね。

ちょっと仮眠をとって、起きたのが19時頃でした。
うーん、どこも行かないのはもったいないけど、特にどこに行くと決めていたわけでもないし。
と思いながらとりあえずドゥオモの方まで地下鉄に乗って移動していきます。

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19時でもこんなに明るいのは得した気分になるので嬉しいですね!
地下鉄の駅から出るとなんだかものものしい雰囲気。
どうした?何があった?と思ってあたりを見回してみると。

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山岳特殊部隊「ALPINI」のイベントの日でした。
イタリア全土から元ALPINOのOBが集まって大行進をするのだそうです。
みんな羽根のついた同じ帽子をかぶっているのが特徴。

そういえばコモのカフェで朝食をとった時にもこの小集団がいて
「あの人たちは何?!」と聞くと
Gさんが「あ~ALPINIについて書くとおもしろいかもね」と言っていました。
コレのことだったのか!!と繋がったので早速行進を見学です。
つまり、朝に見たコモのおじさんたちはミラノに移動する途中だったというわけです。

基本、OGなのでオールドな人たちが多いです。
そして、みんなめちゃくちゃ楽しそう。
ちょっと話が盛り上がると、すぐに人が集まってきて記念撮影が繰り広げられています。

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地下鉄も特別仕様で告知が印字されていました。
あちこちの街からプラカードをもって団体で行進します。
そして、見物人たちからは盛大な拍手と歓声が送られます。
軍という存在が日本とまったく違うのでその様子を観ているだけで
私にとってはとても新鮮な体験になりました。

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日本でもおなじみのairbnb(民泊)の広告コピーもアルピニバージョンです。
意訳およびキャッチコピーをイメージすると
「アルピニ並の信頼感、民泊するならエアビーアンドビー」
ていうところですかね?

もちろん、このポスターのメインターゲットは民泊を検討するすべての人なのですが、
これを見たALPINIの人の数は相当なものだと思います。
そして、全国から集まるアルピニの皆さんは皆さんでairbnbを
実際に活用された方もいるかもしれません。

「そう、俺たちは絶大な信頼を持っている」
「アルピニ、サイコーーーーー!!!」
「ウェーーーーーーイ!!!」
(記念撮影)
みたいな流れがこの日、あちこちで何度も行われていました。

ちなみに、私はこの後リナシェンテを一周してウィンドーショッピングをして、
再びドゥオモ広場に戻ってきたのですが、行進は終わったので警官や
軍隊、最後に現役のALPINIの鼓笛隊が帰ろうとするところ、
OBのオッサンたちの大声援。
「ありがとーーーー!!頑張れよーーーー!イタリアーー!!」
テンションたかwwと思わずにはいられませんでしたが、
それぐらいアツい気持ちでこのイベントを迎えていたようです。
愛国心のかたちにも色々あるということを感じましたね。

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その日はこれで終了。そういえばこの日、
振り返ってみると夜ご飯を食べずに寝てしまったようです。
どう考えても何か食べた記憶がない。
たまにはそんなこともあります。



ピザ神のMさんから「絶対ここ好きだと思うから行った方がいいよ」
と前回いわれたのがボローニャのFICOという施設です。

FICOはEATALY(日本にもあるイタリアの食材を取り扱うセレクトショップ的な)
の総本山的な存在だそうで、単に色々なものが売っているだけでなく、
食に関する体験、知識を深められるテーマパークなのだそうです。

そういうわけで、翌日はボローニャに行く予定にしていました。
電車の時間は朝の9時だったのでまぁまぁゆっくり目に用意して出かけます。

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今回の旅のお供はイタロです。
フェラーリ社が出資している電車で赤の車体がカッコイイ。
値段は奥に見えているフレッチャロッサとほぼ変わらないか、
手数料を考慮するとイタロの方が日本から予約するのは安いような気がします。
ミラノからボローニャは約1時間。

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ボローニャに到着したら近くのバルで往復割引のバスチケットを買います。
とはいえバスの乗り場はどこなん?と思いましたが割とかんたんに見つけられました。
バスは普通の市バスみたいなバスです。7割ぐらい埋まって出発。
アジア系は私一人でしたが家族連れや老人のグループなど終始和やかな雰囲気で到着。

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思っていたよりも施設が大掛かりというか、駐車場が異常に広い。
そんなにも必要?というぐらい停めるところがたっぷりあります。
そしてこの日も寒い+時々小雨です。

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広いのでこの自転車で移動できるようになっています。
イタリアらしく、ビアンキの特別仕様の自転車で、前が2輪の可愛いデザイン。
さすがオシャレですね!そして贅沢!

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開園と同時に入ったからかもしれませんが、驚くほど人がいません。
心配になるぐらいいません。

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こちらはオリーブオイルの歴史と製造についての展示スペース。
展示手法についても勉強になります。見やすく、カッコイイ。

仕事を休んであくまでも気分転換にやってきたはずなのに
展示ルームのデザインや展示会に関わる仕事のことがどうも頭から抜けないのは
ちょっぴり残念な気もしますが、どんな知識や見聞もどこかに繋がっていると思えばね。

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この可愛くないヤツはオフィシャルキャラクターです。
イチジクをモチーフにしているのですが、色も表情も可愛さのかけらもありません。
ちょっと色味はどちらかというとシックで子供向けとは言えません。

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生ハムのRULIANO社のコーナーでトルタフリッタと24ヶ月熟成生ハムの
食べ歩きスナックを見つけたので早速買いました。5ユーロです。

トルタフリッタ、パルマに行った時に勤務先のイタリア支社長に
アポなし訪問して「ご飯いこー!!」と連れて行ってもらった先で食べて以来、
お気に入りの食べ物のうちのひとつです。

その時の記事はこちら

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ちょっとボケていますが、これ、本当に美味しいのです。
素朴な美味しさ。
中は空洞みたいになっていてホワッとしていて、香ばしく、それでいてモチっと感も。
生ハムとトルタフリッタを交互に食べると結構な満足度。
生ハムは柔らかくて旨味が詰まっていて、それでいて適度な水分が含まれていて
何これ。というレベルに美味しいです。

とは言え、これで終わるわけにはいきません。

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一盛り1ユーロのイチゴ!
125円ぐらいです。イチゴがかなり好きな私はこれだけでかなりテンションが上がります。
日本の高級イチゴとはまた違うものですが、これはこれで酸味が強くて私は好きです。
イタリアのイチゴは中まで赤いのも見た目が綺麗。

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探し回って見つけた「ボローニャでボロネーゼ」ができるスポット。
これまでも「ジェノバでジェノベーゼ」をしたりしましたが、
ボローニャに来たからにはこれは外せないでしょう。

EATALYが運営しているだけあって、どの店のラインナップも
(暇だったので全部見て回った)
とても魅力的でめちゃくちゃ悩みましたが、実はこの旅行前ぐらいからあまり
体調が良くなく、食欲不振だった私。
(え、そうなん?とみんなに言われそうな香港からコモへの飛ばしっぷりでしたが)
昨日の夜を抜いたことが功を奏したのかだんだん食欲は戻ってきました。

美しいリボン状のタリアテッレに絡みつく濃厚ソース!
美味しくないわけないわね。
パルミジャーノレッジャーノをたっぷりかけてさらに濃くして食べます。

食べる場所や物販コーナーが充実しているのはもちろんのことですが、
私の視線を釘付けにしたのが調理用品のコーナー。

オシャレ家電SMEGのブースから、鍋、オーブン、製麺機、製菓用グッズ、
お皿やカトラリー、テーブルクロスのコーナーまで。

ここで日本でお世話になっている人や
今回休んだことによって迷惑をかけた人へのお土産を買って、
自分用のお土産に前から欲しかったこれを買いました。

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「ついにこれを手に入れました!」と泰人さんに早速送ると「何これ?ピンセット??」
と聞かれましたが、これはパスタをですね、クルクルと綺麗に
盛りつけたりするのに使うものです。

これの存在を初めて知ったのはフィレンツェで生パスタ教室に参加した時なのですが
「なるほど!!そうやって盛っていたのか!」
と感動したのです。
FICOで見た限り、この品物は4種類売っていましたが、
一番プロっぽい、ええやつを買いました。

コモで食べた子イカのパスタもこれを使っているはずです。
こちらのパスタね。


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これさえあれば、家のパスタがもっとレベルアップするはず!
とやる気に満ち溢れます。

家で食べる時もパスタに妥協したくない人なので
毎回イタリアに行くたびに味の組み合わせや食材の組み合わせ、
麺の茹で加減や盛りつけなどを注意して見ています。

ピザは窯もないし、マネしたくともできないですが、パスタは努力と工夫で
イタリアで食べるものに近いものが作れるようになるのでは、と
研究を重ねているところです。

駅に戻るバスの中で今回買った食材をどういう組み合わせで使おう、と
楽しい妄想に耽っているとあっという間に駅に到着しましたよ。

続く



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2019.05.25 / Top↑
明日の朝は街の広場に面したカフェへ行くのはどうですか?
その後ベラッジオ経由でミラノまでお送りしますよ。
とあまりにも至れり尽くせりな接待っぷりに
「いや、そこまでしてもらうわけにはいかないですから」
と言ったもののベラッジオという響きに惹かれた私。

結局「本当にありがとう!!昨日のご飯もありがとう!!そして今日もありがとう!!」
と感謝の意は精一杯伝えてコモ湖でまずは朝カフェです。

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「日本ではベラッジオというとラスベガスのホテルの名前を
連想する人の方が多いんじゃないかな」と言うと
「日本だけでなく世界中でそうだと思いますよ笑」とのこと。

まぁ、確かにそうかもしれない。
なんといっても「O(オー)」という水上ショーが抜群に有名です。

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そこでさらに私が追加した情報がこちら。
「大阪にはベラジオというパチンコ店があってCMがなかなかゲスいんですよ」

Gさんは日本に来たこともあったのでパチンコがどういうものなのか、
けっこう詳しく知っていました。
「行ったことあるの?」と私が聞くと「ないけど知ってます笑」とのこと。
そういえばピザ神もパチンコを知っていましたね。
外国人観光客からすると不思議な存在みたいです。
ファッション雑誌やハイブランドのシューティングのロケ場所として
使われることもありますからね。

GIAMPAOLO SGURAによるVOGUE2012年のシューティング

例のCMは関西外の日本人の方もご存知ないと思うのでご説明すると…
ローカル感あふれる関西テイストです。
「おじいちゃん~おじいちゃん~どこいったん~?」
と老人を探す不安げな孫らしき人物。
パチンコ店でピースをするおじいちゃんのアップ。
「ベーーーーーーラジオオオオオ!!」というなんだか野太いキャッチ。
間髪いれず、おばあちゃんバージョンだかお母さんバージョンだかも
あったような…。野球中継などの合間に流れるのですがこのゲスさは
なかなかフォルナセッティを愛するイタリア人男性に伝えきることは難しいでしょう。

Youtubeで動画を探して見せてあげようと思いましたが、見つけられずw

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というような話をしながらテラス席で
おいしいカプチーノとジャムクロワッサンをほおばります。
隣に座っていた女子たちもまさか「ベーーーーーーラジオオオオオ!」のCMについて
私が一生懸命説明してるとは思わなかったでしょう。

最近、3星だろうが5星だろうが欧米ホテルの朝食がだいたいどこも同じだと感じて
近所のカフェを基本的に選ぶことにしている私。

一方、タイで行ったホテルの朝食は素晴らしかったです。
飽きさせることのない変化球の連続。
アジアンホスピタリティですね!ヨーロッパも大好きですが、
ヨーロッパへ行くとアジアの良さも再認識します。

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オシャレな雰囲気の朝食をサクッと済ませたら出発です。
途中、アバルトの100台近い盛大なオフ会にも遭遇。
見たことないような柄にデコしたタイプとか。さすがイタリアです!

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いい場所があるたびに停まってくれるので助かりました。
天気が悪いからフォトショップかライトルームで修正しないとダメですよ。
といわれましたが、曇り空は曇り空で雰囲気が出ていませんか?

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ここは特に変わった地形だから見た方がいいよ!
と言われて車から降りて谷を覗いてみました。
たしかにすごい!!
ここがコモで一番深い谷になっているそうです。
気になるのは家の横にかけられた小さな橋。
まるでおとぎ話の世界です。「わぁ見て!かわいい!!」と思わず言うと
「日本人のリアルKAWAIIや!」みたいなリアクションをされてしまいました。

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ここはもうベラッジオです。災害レベルの波が打ち寄せる様子を撮影するGさんや
まぁまぁ近くまで攻めるおじさん。
山には雪が積もっています。
私は写真を撮ってる人の写真を集めるのが好きです。
一枚の中に3人もwしかもそれぞれ撮影方向が違うなんてレアタイプ。

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「とにかく何かベラッジオと書いてあるものを撮影してもらって、
パチンコ店の名前じゃないということをキミの日本の友達に知ってもらわないと」
と言って大混雑の観光案内所へシャッと入って山ほど資料を貰ってきてくれたので
しっかり記事を書きたいと思います。

ちなみに、このベラッジオのエンブレムには「IN DEO SPES MEA」と書かれています。
「これはどういう意味?」と聞くと
「ラテン語です。訳すと神は私たちの希望。ということです。日本ではラテン語習わないの?」
と聞かれました。「ラテン語の代わりに漢文と古典かな」と言うと
「へえ!!」と大層驚いていました。
Gさんはラテン語が得意だそうです。

なんとなくイタリア語の元になったんだな、というのが分かる単語もあり、
呪文のように感じる言葉もあり、それはそれで新しい好奇心を刺激されました。
(エクソシストとか占い、呪いとかそういう不思議ものに興味があるということは申告済み)

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こういう小さい坂の階段がたくさん続いていてどんどん上まで登れます。
ベラッジオのドゥオモにも行きましたが、そのすぐ横にロックフェラー財団の
カンファレンスセンターがありました。

写っている人たちの服装で薄々想像できると思いますが、
死ぬほど寒かったです。みんなダウン着てますやん…。
白のコットンワンピースで走り回っている様子を写真に収めようと
思っていたのに、そんなん絶対に無理なぐらいの寒さでした。

そうしてる間にお昼時になったので「お腹すきましたか?」と聞かれましたが
あんまりすいていなかったので「サンドイッチとか軽いのが希望」と
姫扱いされることにすっかり慣れて、遠慮なく自分の食べたいものを言います。

ではちょっと探しましょう。とその辺でテキトーに見つけたハム屋さんに入りました。
何種類かあるパンの中から好きなものを選び、好きなハムを選び、チーズを選び、
インする野菜を聞かれ、オリーブオイルや塩の有無を選んで、
即席オリジナルサンドイッチが目の前で出来上がるわけですよ。
「こういうイタリアっぽさも好きでしょ」と言っていましたが
本当にこういうのは現地っぽくていい体験です。

フォカッチャにモルタデッラ、モッツァレラにルッコラ、トマト、玉ねぎ。
オリーブオイルと塩胡椒は全部盛りにしました。

私がフォカッチャを先に取ってしまったのでGさんは
「あれ…フォカッチャもしかしてラストだった?」とお店の人に聞いていましたが
知らんふりをする私でした。(ここへきて食い意地の強さが出ましたね)
それとヨーロッパにくると無性に飲みたくなるネスレのピーチティー。

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湖畔のベンチでランチです。
何度も言いますが、死ぬほど寒いんですけどね。あと波が結構バッシャーって
なりますが「ここのエリアはかかってないから大丈夫ですよ」と暴風の中
髪もクチャクチャになりながら、めちゃくちゃ美味しいサンドイッチを頬張った思い出です。
一見普通のものしか入ってないのに、何でこんな美味しいかな?

その時、ふとGさんが言ったのです。
「僕の友達の心理学者にキミと全く同じ髪型の人がいてね」
「ほうほう。それで?」
「めっちゃヒゲ生えてて、超変わり者なんですよね」
「…で???笑」
「いや、本当に後ろから見たら同じ長さだなと思って…笑」

別にいいねんけどね。ヒゲまみれの変わり者のオッサンと同じ髪型やと言われても!!
こんだけ良くしていただいたのでなにを言われても腹は立ちません。

ちなみに、ベラッジオの守護聖人の名前はGさんと同じ名前だったので
もしかしたら彼はピザ神が使わした天使だったのかもな!と
思いましたが、そんなことを説明するのもややこしいので
もう、静かにしておきました。

ミラノまでの間も「ほら、あれアメリカの新興宗教のイタリア本部」とか
「ほら、エッセルンガ(大手スーパーマーケットチェーン)」とか
キッチリ私の興味の対象を押さえているGさんは
私のミラノホテルのチェックインを見届けたあと、
爽やかにアルファロメオを飛ばしてコモ方面に戻って行かれました。

続く



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2019.05.23 / Top↑