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 嬉しすぎてインスタやtwitterで散々投稿しましたが、
(今はXという名称ですがtwitterという呼び方が好きなので頑なにtwitterと言う)
めちゃカワイイものを買いました。

時を遡ること15年ほど前。
ELLE DECOだかVOGUEだかで(そこの記憶はいい加減)
18世紀から続くパリの剥製商デロールを紹介したページがありました。
オシャレなアパルトマンに子象のオブジェが飾ってあるインテリアが紹介されていて
「コレ、欲しいなぁぁぁぁ」と思ったことが私がデロールと出会ったきっかけです。

こちらのブログを読んでいただいている方はご存じの通り、
私はフランスに住んでいたクセにまぁまぁのアンチフランス派になってしまいました。
色々嫌な目にも遭遇したのでね。
(その辺の話は聞いていただければなんぼでもします)

そんな私も来年はオリンピック観戦のために何十年ぶりにフランスへ行く予定…。
その時の「ココへ行くリスト」にも「デロール」は入っていました。
楽しみにしすぎて住所すら覚えているほどです。

ところが、剥製というのは色々と輸出入の手続きが大変なのですよね。
パリで買ったはいいけど、持って帰るのに苦労することは目に見えています。
そして、送料の問題。
品物本体の値段よりも送料が高くつきそうだ…と思っていたのですが
(そして手持ちで運べる範囲のものを選ぶつもりだった)
なんと、うめだ阪急にデロールがやってくると言うではないですか。

「好奇心の蒐集」展という定期的に開催されている
アンティークや美術品、カワイイものがいっぱいやってくるイベントです。

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代官山の雑貨のお店。ロシア系に強いのかな。
チェブラーシカもゲーナもモスクワオリンピックの熊のミーシャもいます。

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カワイイ…。
このなんともいえない雑な感じ。

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時計のコーナーでも思わず足が止まります。
見たことのないモデルをたくさん見ることができて嬉しい!
次はアンティーク時計が欲しいと思っている私です。
大きさやデザインなども廃版品や昔のものにときめくことが多いですね。

さぁ、いよいよデロールのコーナーにやってきました。
トークショーの時間に間に合うように来ました!!
トークショーがあると聞いた時から、震える気持ちで楽しみにしていました。
まさかあっち(パリ)からやってきてくれるとは…。

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勝手に運命的なものを感じ、「なんか買おう」という気持ちが高まります。
しかし、値段の相場が分からないのでドキドキ…。
興奮気味に事前に実家および泰人さんとのライン会議も行いましたが
みんな「めちゃ高いんちゃう?」という予想。
そして弟が「象あるやん!!どうすんのどうすんの(笑)」と…。

まぁ、値段を見てから考えよう…と思った私。
キュレーターのMさんのトークショーを聞いて、
途中の段階ですでに感動しすぎて
完全に「欲しい!!買う!!」という気持ちに。

そして、心酔しきっているところに後ろの席に座っていた
絶対にトークショーに興味がなかったのにただ休憩で座っていたオッサンが、
電話で大声で話し出したのです。
周囲の何人かの方は迷惑そうなそぶりを見せていましたが
大声のオッサンは目を閉じて話すタイプの人なようで、皆さんの様子を見ていません。
そういう状況が我慢ならず、私が行動を起こしました。

オッサンの膝を「優し目に」叩いて「ウ・ル・サ・イ!!」という口。
その後も話を続けようとしたので我慢ならず「あっち行って!!」と
指をさして追い出しました。
ムフーーーーー!!!と腹が立った時の怒り顔になっていた私を
キュレーターのMさんも周囲の皆さんも「わぁ…」という感じで
ご覧になられていましたが、私的には悪者を追い払ってやったぞー。
というテンションでした。
妙な正義感。

そういうワケで怒りでちょっと興奮気味だったのですが、
美しいものを見て心を落ち着けます。

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自然の造形美の神秘を感じますね。
そして、剥製のアートとしての価値を感じる佇まい。

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こちらのボタンインコはケース付きでの販売だそうです。
もう、このケースの脚の部分がたまりません。
可愛すぎる。好きすぎる。と大興奮が止まりません。

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アリの模型は8万円、子象は350万、フラミンゴは150万という価格でしたが、
ウサギと鳥はそれに比べると可愛さとサイズ、内容でお得感がある値段でした。

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このちょっと挑戦的な表情にヤラれました。
「持って帰るの?どうするの」的な。

この2色ウサギとボタンインコで迷っている、という実況中継ラインを送ると
「ボタンインコの方がケースに入っているしいい」
「鳥に1票」
「どっちもカワイイけど、鳥かなぁ…」
と家族からの人気は鳥寄りでした。

私の財力には限りがありますのでね「うーん…」と悩みまくりましたが
色々考えた結果、両方買うことにしました。

「両方買った」とみんなに報告すると
「やっぱり…」
「絶対ふたつ買ってると思った(笑)」
「今度見せてね!」
と返ってきたので、家族からは私の行動はお見通しでしたね。

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そういうワケでやってきた子たち。

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とんでもないかわいさ。
やってきて数週間経ちますが毎日全方向から眺めまくって、
カワイイなぁ~!と喜んでいます。
アートピースとして大事にしていきたいと思いますが、
私って集め出すと止まらないんですよね…。
満足するまで集めまくることにならなければいいのですが。

阪神百貨店編に続く



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2023.09.27 / Top↑
 さて、引越しをしてから早、5ヶ月が経過しようとしていますが、
泰人さんはほぼずっと東京のホテル暮らしだったので、
私は1人暮らし状態でした。

とは言うものの、インテリアなどは泰人さんから厳しい指導があり
担当を細かく指定されました。

私に全部任せてしまうと、玄関に剥製を置いてみたり
とんでもないものをとんでもないところから吊るしてみたり…
やりかねないから警戒されていたのでしょう。

そんな中ではありましたが、ダイニングとして使うことにした
和室にテーブルを置くにあたり、
畳の上に椅子を置くと傷んでしまうでしょう、という話になり
絨毯というか、ラグを買うことにしました。

様々なインテリアショップや絨毯屋さんをめぐり、
めくるめく絨毯ワールドを勉強した私。

ピンキリということは知っていましたが、いいと思うものは
桁違いだったり、値段のバランスが良くてもサイズが合わなかったり。
なかなか希望に合ったものが見つかりません。

こんなときはネットで調べるでしょう。
とヤフオクを物色していたところ…
「アフガニスタン50年前の高貴ななんとかかんとか」
みたいなものを見つけ、サイズもぴったりだったことから
「絶対に落札する!絶対に負けない!」という意気込みで結局まぁまぁな高額で競り落としました。

ヴィンテージのインテリアも好きなので、
大層期待して楽しみにしていた私ですが、泰人さんはなんだか
不安げにしていました。彼は割と神経質な一面もあるので
「そんな古い絨毯なんか…大丈夫やろうか…」
と言っていました。

そんな彼に私は
「古いものにこそいい絨毯が多いのよ」
と言ってのけ、あぁ~届くのが楽しみ、そいて敷くのが楽しみ、
と喜んでおりました。

そして届いた絨毯をいざ敷こうとなったときです。
泰人さんが「…うっ!!!」と言うではありませんか。
何事?!と思いたずねてみると
「コレ…くさいです…」と悲しそうな顔をしています。

私も鼻を近づけて、におってみましたが、何と言うんでしょうね…。
古い木造家屋のにおいというか。
確かに異臭が漂っています。

「使ってたらそのうち消えるにおいだから」
と言った私ですが、泰人さんは
「こんなもんダイニングに使ってたら食欲がなくなる」
と言います。しかし、おいそれと捨てるにはあまりにも
惜しい値段を出してしまったので
クリーニングに出してみよう、という話にもなり、見積もりをとると…
まさかの絨毯購入価格の半額ほど。
その上、においが取れる保証もないと言われる始末。

困り果てた私は原始的な方法「天日干し」をやってみました。

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ほら、いい柄でしょう?!
高貴なアフガニスタンの50年前の絨毯です…(笑)

そして、何日も干してみたのですが、いっこうににおいは消えず…
泰人さんには「お気の毒ですが、もう諦めてください」とまで言われてしまいました。

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こちらの写真は捨てるにあたっても部屋の中においていると
強烈なにおいを発してくるのでベランダに置かれた絨毯。
そして、重いのでいちいち運んだり箱にしまうのも重労働極まりない。

最終的に処分に困った私は、捨てるのも忍びない…と思い
リサイクル業者に見積もりをとってもらうことに。

オークションで買ってるのであわよくば買った値段ぐらいで
売れたりして…なんて邪な考えまで浮かびました。

すると…どうでしょう!!
「3000円ですね」
と言うリサイクル業者の人。
3000円!!そんなはずはあるまいよ、と思って「は?」と聞き返すと
「3000円頂きます」と…。

引き取るクセにお金とるわけ?!
と驚きのあまり口が開いてしまった私でしたが、
こういうことはままあることらしいですね。
あまりの私のムッとした様子に業者のお兄さんは
「…今回は特別に1000円でいいですけど…消費税は頂きます」
と申し訳なさそうに申し出てきました。

結局1080円をくさい絨毯のために支払い、私は当たり障りのない
一般的なラグをダイニング用に購入したのでした。
なぜ、最初からそうしなかった…という後悔もありましたが、
欲しかったんだもの(笑)高貴なアフガンのなんとかかんとかが。
そして、カッシーナで見積もりとった素敵なドイツの絨毯がビックリ価格だったんだもの。

そういうワケで、これから遊びにくる方は、安心してダイニングで
お食事を楽しんでくださいね。
くさくないから大丈夫ですよ。




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2015.11.12 / Top↑
 ちょっとバテ気味で更新頻度が下がっていてスミマセン。。

先日の同窓会で当たった賞品を使ってみました★

【同窓会の様子はこちらで】

↓姉妹で驚異のじゃんけんの強さを発揮してきました。

賞品08051 
この不思議な丸い物体に水を入れて、そこへアロマオイルを入れると
いい香りがファ~~ンと漂うモノです。
この全く同じものではないですが、似たデザインのものを買おうかどうしようか
迷っていたので、思わぬところでもらえてラッキーでした★

賞品08052 
コレ、思った以上に色々な色になって光るんですね(笑)
色がしょっちゅう変わるので、夜寝ている間はスイッチを切ることにしています。

アロマオイルも3種類ついていたので、色々な香りを試しつつ、
好みの香りをまた探しにいってみようかと思います★

やっぱり泰人さんは木の香りがいいかな~。
木の香りがするお店では鼻をクンクンさせて「○○の木のにおいだ!!」とか言います。
さすが木マニア…!!




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