眠れない夜を越えて、いつもと明らかに寝心地が違うベッドで
目が覚めました。(病院のベッドは硬い!!腰には良いのでしょうが…)

そして、朝イチからいきなり
「採血しまーす」
「点滴いれまーす」
針に次ぐ針

10850310_761499667258823_283138801533617669_n.jpg 

うう…。朝イチから…これでは午後は一体どんなことになるんだ。。
と不安感が一気に増します。

そして、昨日の夜に看護師さんが
「コレを明日の13時半までに全部飲んで下さいね♥」
と持ってきてくれた決して美味しくはないポカリスエット的なものを
チビチビ飲みます。

この日は手術当日なので絶食です。
朝ご飯も昼ご飯も夜ご飯もナシです。
13時半以降に関してはこの水すら口に入れてはいけないらしい。

10849743_761499787258811_918250924522992751_n.jpg 
「冷やして飲むとまだマシですよ…」
というアドバイスを頂いたのですが、冷やしても決して
美味しいものではないのと、
「飲まなければいけない」
という義務感が余計に美味しくなく感じさせます。

どんな味かというと、ポカリスエットの塩味強い版という感じですかね…。
別に絶対ムリ、っていうほどではないのですが、3本も…。

結果的に13時半までの間に2.5本しか飲めませんでしたが、
実はこれは優秀な成績だったようです。
「ごめんなさい。。頑張ったけどコレだけしか飲めませんでした…」
と看護師さんに見せると
「あっ!!すごい!!けっこう頑張りましたね!!全然飲めない人もいるんですよ。」
とのことで褒めてもらえてちょっと得意げになりました。

得意げになったのも束の間、看護師さんが
「ハイ、じゃあコレに着替えて下さいね」
と持ってきたのは「ザ・手術着」という風情の緑色の不織布製の服。

急に「あぁ…今からいよいよ斬られるんだ!!!」という
恐怖感が全身を襲ってきます。
その上、看護師さんが信じられないことを口にするではありませんか!!

10846289_761500023925454_1293623563113740340_n.jpg 

「あっ、手術の時間が1時間早まりましたので♪」
えええええ…そんな…急に…!!
心の準備とか色々全然出来てませんけど!!

そして、「じゃあ手術室まで歩いていきますのでね☆」
自分で…歩いて行くのか…。

1939829_761500143925442_6601389697344495365_n.jpg 
何か知らんけど、ブットイ注射器が登場したので
ギョっとして「えっ…また注射…??」と聞くと
「点滴に入れるから大丈夫ですよ~(笑)」
とビビりすぎの35歳女に失笑ぎみに答えてくれました。
看「さ、コレ入れたら手術室行きますよ♪」
ゆ「…えぇ~…」

私の勝手な予想では部屋のベッドに寝た状態でまず
麻酔がきいてきて朦朧としてきたところをベッドでガラガラと
忙しく運ばれていき、そこへ家族が駆け寄りつつ
「ゆかこちゃん!!がんばって!!」
とか
「先生!!大丈夫なんですか!!??」

とかそういうのを予想していました。

でも、よくよく考えてみると急病人というワケでもないので
自分で歩いていけるのも当然なのです。

そういうワケで自分でトコトコと看護師さんに付き添われて
点滴タワーを連れて手術室のある階に向かいます。

泰人さんや泰人さんのご両親(岡山から駆け付けてきてくれた☆)、
私の実家の家族とはエレベーターでお別れ。
エレベーターの扉が閉まる時、いよいよ恐怖感が高まります。
それまでは「へへへ」とかまだ冗談を言う気持ちも、
写真を撮ったりする余裕がありましたが、
もうここまでくると逃げられません。

手術室のフロアはまさに「医龍」や「白い巨塔」の世界です。
(イメージ貧困で申し訳ない)
↓画像はイメージ

OTC-OR1[1]

恐怖感を煽るもの①丸いライト
手術台の上にある丸いライトの下に寝かされると
正直「もうダメだ…いつ死んでもおかしくない状況やんか!!」
とパニック寸前になり、恐怖で泣けてきます…。
弱虫だと言われようが、もの知らずだと言われようが、
そういう気持ちになったことに嘘をつくつもりはありません…。

だってホントに怖かったんだもの。

恐怖感を煽るもの②手術時計(下の画像もイメージ)
普段目にすることのないものを見ると怖くなるのですね。
コレを凝視している間に背中に打たれた麻酔が効いてきたのか
知らない間に落ちていました。

rosai141108-7[1] 

次に目が覚めた瞬間は、
執刀医の先生(若くて可愛いエレ女医さんでした)
が「ハイ、取れましたよ~♪悪いもの取りましたよ~♪」
と何やら気持ちの悪い肉の塊的なものをビニールに入れた状態で
目の前で振っていた映像が一瞬だけ記憶に残っています。

その次に起きた時は自分の病室でした。
しばらくの間みんながベッドを囲んでいたらしいのですが
残念ながらその記憶は全くなく、ガーガー寝ていたようです。

仕事帰りにちょうどそのタイミングでやってきた妹の話によると
私の病室に入るとみんなが神妙な面持ちでベッドに寝ている私を
囲んでいて、とにかく暗い感じだった上、
安堵からか泣いてる人までいたらしいので、
「え…まさか失敗した感じ??」
と一瞬思ったらしいです。

でも、妹がよくよく私の寝顔を見てみると
口を半開きで前歯が出ていて、アホみたいな寝顔
「あぁ、いつもの寝顔だわ」
と思ったとのこと…。

そう…私っていつも寝る時口がちょっと開いてるらしいです。

みんなが帰った後に意識が戻りました。
きっかけは自分の歯の音。
ガチガチガチガチ震えていたようで、
自分の歯音を「何の音??うるさいなぁ…」と思って起きました。

全く熱が出ている感覚ではなかったのですが、
体温は38.8から下がらず
看護師さんが頻繁に体温計測と血圧計測、
氷枕の交換にやってきてくれます。ありがたいね。

酸素マスクもしていたのでなかなか寝心地は悪かったですが、
傷口が痛いとかそういう感覚はまだこの時はありませんでした。
現代医学って凄いな。
ともかく、大きな山は越えたようです。

つづく




★ランキング参加中です。クリックお願いします★
関連記事
スポンサーサイト
2014.12.09 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://elegantevita.blog20.fc2.com/tb.php/1322-ce9a0c23