色々ありましたが、先月末で一つ大きい仕事…というか、
お金にはならないチャレンジを終えたので
一息ついたところです。
正直、仕上がり具合は自分でも全く納得のいくものではありませんが、
何事も経験。長い文章を書く練習にはなったと思います。
原稿用紙にして97枚分の文章を書きました。

頑張った後は美味しいものを食べるのがお決まりのパターン。
さぁ、どこにしましょう。と考えていると
室町和久傳はどうでしょうか。
と泰人さんが提案してきました。
先日お一人様をしてきたときに大変素晴らしかった!と
感動していたので、今回は私も一緒に再訪することに決定。

ちょうどDAMIANIのイベントが京都で開催される日があったので
その日お昼から出てきて京都を満喫することにしました。

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京都市内に系列店が数店あります。

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お茶事に倣って汲み出し(お白湯)からスタート。
上に浮いているのは青紫蘇です。朝ご飯を抜いてきてもコレで胃がスタンバイ状態に。
「スタンバイ状態」なんて利休先生が聞いたら怒りそうですが、
うまいこと考えられているなぁと思います。

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青竹に注がれたお酒は見た目から清々しく、背筋が伸びる思いです。
コレに入っているだけで非日常感が味わえますよね。

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雲丹に湯葉、銀杏、餡掛け
この一品の主役は雲丹だと思いがちですが、銀杏と湯葉の仕事っぷりにも感服。

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いきなり好きなものが出てきました。
焼鯖寿司。
この鯖の「焼き」は炭火でジュッとしているところがカウンター越しに見えました。
そんなん、美味しいに決まってます。
添えられた海苔と茗荷の酢漬けも完璧です。
添え物に妥協を感じさせません。

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椀ものは蟹と蕪。
もはや冬を感じさせる世界が漆椀の中に広がっています。
美味しいものを堪能できるいい季節が始まりましたね。

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ヨコワ、イカ、カンパチ。
それぞれの美味しさもさることながら、器も素敵で印象的です。
日本料理の楽しみのうちのひとつですね。
素敵な器に盛られた美味しい料理を食べると和食器を買いたくなります。

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子持ち鮎。初めて食べました。
コレは珍しいです。市場に滅多に出回らない逸品。
まさにギリギリ今が旬で9月〜10月、11月の上旬で終わり。
卵のプチプチした触感と身の芳醇な甘みが炭火の香ばしさと相俟って大変なことに…。

頭の部分と尻尾、骨の部分は揚げてまるごと食べられるように工夫されています。
「スナック感覚でサクサク食べられますよね」
とコソコソ言う私たちでしたが、「スナック感覚」にしては贅沢なシロモノです。

この歳になると、大概のものは食べたことがあると思うのですが、
初めての子持ち鮎に感動です。

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あっ、またしても好きなものが出てきました。
無花果の胡麻和え。
無花果だけでも大好きなのに胡麻で和えるなんてますます素敵。

泰人さんは「この胡麻ペースト売ってないんですかね」
と言うので「何に使うんですか」と聞くと
「うどんとかにピャッとかけたらオシャレな味でしょう」
となるほど、納得のアイディアです。

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こちらも大好物の白和え。
ピントが合ってなくてすみません(笑)
麩を白和えに入れるのも触感に変化が出ていい組み合わせですね。

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ぐじ(甘鯛)の松笠焼き
プロでなければ到底作ることのできない一皿にただ脱帽です。
松笠の焼き具合、出汁には大徳寺納豆の隠し味、添え物の舞茸と下に敷いてある
生麩のモチモチ感、柚子の香りのアクセント、無言で出汁も全て頂きます。
この写真には写っていませんが、出して頂いたスプーンがとてもオシャレで
口当たりも素晴らしかったので、思わずどこで買えるのですか、と質問。

ご親切に教えて頂いたので、食べ終わったら買いにいくことにしました。

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一組に一土鍋で炊かれるご飯。
完食していたのは私たちの組だけ(笑)
エキストラ香の物もお願いして頂きましたよ!

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お湯呑みも可愛い。
唐草模様かなと思ったら昇り龍。

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あぁ、美味しかった、と一息ついたところでデザート。
「柿にラフランスに…○△□×〜のアイスクリームです」
と説明されたものの、何のアイスクリームなのかはっきり聞き取れず、
とりあえず食べてみることに。

泰人さんは「ポポーって聞こえたんですけど、ポポーって何ですかね」
と私に聞いてきたのですが
「そんな食べ物ないでしょう?黒糖って言ったんじゃないですか?色的にも黒糖でしょ」
と口に入れてみると
全く黒糖の味はせず…
泰人さんは「食べたことのない味がする…不思議な味です」としきりに不思議がります。
私も食べて何味のアイスクリームなのか考えてみましたが答えが出ないので
別のスタッフに尋ねてみると
「ポポーです」
笑…。ポポー。ポポー。ポポーってなんだ。

ちなみに、私たちは今回ちょっとええコースを頼んだので周りのお客さんの中に
ポポーのアイスが出ていた人たちはいなかったのですが、
近くに座っていた人たち全員が
「ポポーって何」の話を始めるという状況に。
「ふふふ…ポポーの味がどんな味か気になるでしょう…」
と心の中でイヤな優越感に浸る私でしたが、
最近はWikipediaでなんでも調べられるので近くに座っていたおじさんが
「マンゴとバナナの中間!!そら旨そうやな〜」
と一言。そう、まさにそんな感じ。

北米原産で、別名「アメリカンカスタードアップル」と呼ばれているのが
素敵じゃないですか?そんなん、絶対美味しいやん、と思わされる名前。

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栗葛餅。
こんがりと焼かれた表面とモチモチの触感にウットリ。

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御薄をいただき、あぁ〜日本料理堪能したな、という感じです。
最初から最後まで満足度の高い料理内容とハイレベルな素材感。

この歳になるまで自他ともに認める食いしん坊をしてきていると、
日本で手に入る大概の食材は食べたことがあると思っていたのですが
思い上がりもいいところでした(笑)
だって、子持ち鮎とポポー、ふたつも初めて食べる食材があったのです。

まだまだ世の中には隠された美味しいものがあるのかもしれない。。
そんな食の探究心を刺激された貴重なランチタイムとなりました。

この後、すぐ近くにある「月ヶ瀬」で粟ぜんざいを食べることも抜かりなく。


室町和久傳


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2016.11.07 / Top↑
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