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ここのホテルが加盟しているメンバーシッププログラムに
参加しているので、レイトチェックアウトの特典を活用しました。
本来は朝ご飯を食べたらただちに午前の部の取材に出かけるべきだったのですが、
あまりにもホテルの雰囲気が素敵だったので
「なんか早くホテルを出て本島へ戻るのはもったいない…」
という話になったのです。

朝ご飯はこんな感じでした。

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イタリアはだいたいどこのホテルやカフェで朝ご飯を食べても
シンプルなものがとても味わい深くて幸せな気分で一日をスタートすることができます。

ハムとチーズの美味しさはコレ、何なんでしょうね…のレベルです。
チーズに関しては特に違いを感じずにはいられません。

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ハム、チーズ2ターン目。
フライドトマト、大好きです。

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フルーツサラダで〆。
イチゴや桃の美味しさは日本が抜群ですが、
海外イチゴの独特の青みを感じる風味や、あの堅さは加熱すると効力を発揮するのかもしれません。
実際、私が初めてフランスの寮で食べたイチゴタルトは衝撃の美味しさでした。
学校の寮の食堂だというのに。
イチゴタルトのイチゴにとって、瑞々しさがすぎないというのは重要なポイントなのかもしれません。

お腹がいっぱいになったので散歩にでも行きましょうか。
という話になり、優雅なプールサイドで一休みすることにした私たち。

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基本、こういう写真は撮ります。

その後もダラダラとして、ヒマだったので自撮り写真で遊ぶ私たち。
色々なアプリがあるので、ケータイで「盛った写真」「変な写真」「用途がわからない写真」
など色々楽しむことができます。

Tちゃんはプロのモデルなので色々な表情を作ることができる、という話になり
写真を撮る時にいつも同じ顔になりがちな私も
色々な顔の写真を撮るチャレンジをしてみました。
途中から、おかしい方向へ行って、
「本気でキレてる時の顔はコレ」(下段中央)
とか
「会社の嫌いなやつのこと思い浮かべて」(中段右)
とか言い出してキャッキャッ笑っていたのです。

1枚ずつ載せるのは、さすがにはばかられるのでまとめたのがこれ。
浮かれ具合が凄いですね。

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それにしても真ん中の私…。
Tちゃんはさすがにどのショットも上手!!だったのに、
この真ん中の私の顔を見たときだけは吹き出してしまったようです。
今後はなるべく色々な顔の写真を撮っていきたいと思う私でした。

と、その時です。
何気なく後ろを振り返ると…

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ハッ!!あかん!!
様々なセクシーポーズをとって撮影タイムのカップル。
数枚撮っては彼女からの厳しいチェックが入り、撮り直しを命じられる彼氏。
これはなかなか…傍から冷静に見ていると痛い。
このタイプのカップル、最近多いですね。
本人たちは楽しいからいいのですが、周りからの目の冷たいことよ…。
特にこのホテルは年齢層が高めのシットリご夫妻やリッチな感じのファミリーが多く
なかなか冷ややかな視線を浴びせていることにご本人たちは気付いていないわけです。
レストランやカフェでも見かけます。
その時思ったのです。
「おんなじ、もしくはそれ以下や…」
彼氏に写真を撮ってもらっているだけマシなのでは…。
私たちは自分で自分を撮ってるわけですからね。(しかも散々)

そして、過度なセルフィータイムには気をつけようと思った次第です。

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気を取り直して荷物をホテルに預けて本島へ移動します。
今回の目的のうちのひとつでもある「ヴェネチアビエンナーレ」の見学です。
2年に一度のアートの祭典。世界中から素晴らしいアート作品が集まり、
観光客を楽しませてくれます。

まずはペギー・グッゲンハイムコレクションへ。
こちらはこじんまりとした美術館ですが、近代画家の作品の層が厚い!!
ダリやミロ、ピカソ、ポロック、ロスコー…誰もが一度は耳にしたことのある
アーティストの作品が展示してあります。
中でも私はマグリットが好きなので思わぬところで作品を鑑賞できてラッキーでした。

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事前にリサーチしていてカフェが素敵、という情報を持っていたので
ランチはペギーグッゲンハイム・カフェで。

とはいえ、つい先ほどホテルの朝ご飯をしっかり食べたのでそんなに
お腹がすいているというワケではありません。

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フレッシュのイチゴジュースとマチェドニア。
隣にいた屈強なゲイカップルが頼んでいたパスタとサラダのボリューム感を見ると
私たちはコレにしておいて正解だったと言えるかもしれません。
185cm、ゆうに100キロ越えはあろうかと思われる体格の二人でも最後の方では
「もうお腹いっぱい…」と言っていたのが印象的でした。

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続いてビエンナーレの展示のうちのひとつへ。
ベルギーのアーティスト、JAN FABREの展示に遭遇。
コガネムシで彫刻を埋め尽くした作品などが有名です。
ガラスと骨を使った作品を中心に今回は展示されていました。
展示会場の一部にごくごく自然に展示されている鳩の作品。
他にも本物の動物の骨と彫刻のコンビネーションなど
グロテスクと緻密とリアリティが同居している作品が多かったです。

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インスタレーションを観たあと、一休みするオシャレなカップル。
この時期のヴェネチアは本島に暑いので日陰での休憩は必須。

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続いてこちらもまさかの偶然で出会った展示会場。
これを観ずにして帰るのはありえない…ダミアン・ハースト。
大掛かりな展示でネットでも話題になっていたのですが
今回事前に展示会場をきちんと調べていなかったにも関わらず
目の前にいきなり現れたので興奮が止まりません。

こちらは入場料が18ユーロですがむしろ18ユーロは安いのでは…と思います。
私はジャーナリスト枠に入るとのことで、証明書を提出してサインをすると無料。
何が嬉しいって「ジャーナリスト」としてビエンナーレで認めていただけたこと!

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「Treasures from the WRECK of the Unbelievable」
沈没船からの信じがたいほどの宝物、というタイトルがつけられている今回の展示。
功名に作り込まれた展示物がどこまでリアルでどこから「アート作品」なのか
観る側を混乱させます。あまりにも予算をかけすぎている、という批判もありますが
これは無条件に楽しめる作品なのではないでしょうか。
私が沈没船とか古代遺跡とかそういうのが好きだからというのもありますが。

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規模の大きさには圧倒されるばかり。
この展示会場は安藤忠雄氏が内装を担当しているそうです。

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面白いのはこのように「ダイバーが引き上げている瞬間」も展示されていること。
リアリティを感じさせ、「あれ?これって本当に海に沈んでいた昔の宝物?」
と感じずにはいられなくなってしまうのです。

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アート関係者の中には賛否両論あったようですが、
誰にでも分かりやすくておもしろいコンセプト、
そして間近に観る作品の圧倒的な存在感。

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先ほどのJAN FABREにも共通して言えることですが、
グロテスクな部分というのは人を惹き付けてしまうものなのかもしれません。
私は昔からちょっとそういうものが好きな傾向にあり、
二面性とか、キレイなものに隠された汚い部分とかそういうものに興味があります。

人も同じでね「裏表がある」というのとは別で「二面性がある」ということは
魅力的な人物だと感じます。平たく言えばギャップ萌えということでしょうか…。

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360度鑑賞できる楽しさもあります。
珊瑚がビッシリ棲みついた熊のブロンズ像の背面。

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before & afterで展示してあるコーナーも。

写真を観ても、ブロンズを観ても、加工された作品を観ても
どれもが世界に引き込まれるのです。
こういった大型の作品コーナー以外にも金銀細工で作られた宝飾品や
仮面、小さな指輪や耳飾りなどが大量に展示してあり、
「え?これも展示だったっけ…」とますます頭の中が混乱します。

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もはや、本当に沈没船から拾ってきたものの展示会を見学しにきたのでは…
と思うあたりで「あぁ、違った違った」と気付かされるのが
ディズニーの彫像。
クスっとさせられるポイントなのか、皮肉なのか、メッセージなのか?
観る人にとって感じ方は様々でそれが面白いところだと思います。

この展示に感動しすぎて、もう一件行きたいと思っていた取材は
諦めましたが、(バーカロでフリットを食べる、という企画)
私がフリットを食べることを諦めるほど素晴らしい展示だったということで
十分この展示会の魅力をお伝えする説得力となったのではないでしょうか。

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ホテルに荷物を引き取りに行って、電車の駅まで移動している間も
まだ興奮が冷めることはなく「展示期間中にもう一回行こうかな…」と
まで思うほどでした。フリットも食べてないしね…。

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駅に到着して電車の時間を待っている間にお腹がすいてきたので
(だって、ほら…本日は朝ご飯と軽い女子ランチしか食べていないから!)
私だけトラメッツィーノというサンドイッチを食べることにしました。
これも「取材だから」と言って買ったのですがイタリアの中では珍しい
日本っぽいサンドイッチなのです。
でもポイントの高いところは日本のパンよりもキメが細かくてシットリしている。
布巾をかけてあるあたり、他のパンよりも繊細であるというか、特別扱いを感じますね。

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急いで食べたいがあまりのピントの合ってなさ…。
ツナを選びましたが、これは…絶対次にヴェネチアに来たら食べた方がいい。
駅のカフェテリアみたいなところで食べてこの美味しさ、
ヴェネチア本島の有名店で食べたら一体どんなことになっていたのか…。
想像が想像を呼び、
「いつも日本で食べていたサンドイッチがウソなのでは」
(別にウソではないけどw)
「何が本物で何がウソなのか分からないな…」
と、ここでもダミアンハーストの作品を観て影響を受けていた思考が残っていたようです。

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フィレンツェの駅に到着するとTちゃんのご主人と子供たちが迎えにきてくれていました。
そして、お家に帰るとご主人お手製の鶏肉のゴルゴンゾーラソース煮が!
庭で穫れたトマトと一緒に頂きました。
ママを2日ほど不在にさせてしまったことは大変申し訳ないですが、
とても楽しくて有意義な時間を過ごせたのでご主人、キッズには大感謝です。

「大人でも絶対に譲れないトマトのパスタ」につづく




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2017.07.30 / Top↑
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