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勤務先のイタリア支社があるのでパルマに行ってみました。 
前日のシエナワンデイトリップを1人で成し遂げたことで大満足し、
ヘンに自信を持った私は「もっと色々行ったことのないところに行きたい」
という気持ちが芽生えました。

実はパルマは以前していた仕事の関係で1度行ったことはあったのですが
その時の記憶はほぼゼロに近かったですね。
パルマ在住のご夫妻の自宅に泊めていただいた上に
案内もしていただいたのに、まったく街の感覚を覚えていないという…。
いかに人任せでついていってただけかということが分かります。

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今回はバスではなく電車で移動です。
ネットで直前にチケットを購入して、指定の電車に乗ります。
フィレンツェからパルマに行くには、ボローニャで乗り換えが必要。
そこがうまいことできるかどうか、が今回のポイントです。
フィレンツェの駅構内で買った素朴なマフィンがおいしい。本日の朝ごはん。

一瞬、乗り換えのホームが分からず固まりましたが、
すばやく「人に聞く」の技を繰り出してかわしました。

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無事に乗り換えのホームの場所までたどり着いたので
電車が来るまでの間、ジューススタンドで一休み。

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駅のホームにこんなカフェがあるのは嬉しいですね。
フレッシュなジュースやパンやジェラートなどラインナップは色々。

パルマの駅に着いたらその後はかんたんです。
タクシーに乗って行き先をオフィスの住所にすればOK。

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めちゃくちゃ田舎だったらどうしよう、と思いましたが距離にして2.5キロぐらい。
こんな田園風景も通過します。

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オフィスに着いたら出迎えてくれたF社長。
社長室でしばらく「イタリアのどこの町が私が訪ねるにあたり、イケているか」
という話をGoogleマップを使いながら説明してくれます。
「ここは?ここはどう?」
と提案してくれる姿勢がありがたい。

泰人さんいわく「仏のような雰囲気を持ってはる」とのことでしたが、
本当に優しい。アポなし訪問でいきなりやってきた私だというのに
「ランチにご招待しましょう」
と自ら車を出してくれました。

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ランドマークの橋をこえて、中心街に向かいます。

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黄色の建物は劇場です。
ヴェルディにゆかりがある地なのでヴェルディオペラフェスティバルが
開催されていたり、ホテルやレストランにもヴェルディに関する名前のものがたくさん。

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今回連れていっていただいたレストランも
LA CUCINA DEL MAESTRO、直訳すると
「巨匠のキッチン」でした。ここで言うMAESTROがどなたのことをさすか、
というのはシルエットを見れば明らかですね。

「テラスと中、どっちがいいですか?」
とF社長が聞いてくれたので「暑いから中」と即答するも、
「中はね…いっぱいやねんて…」と申し訳なさそうに戻ってきました。
「いやいや、そしたらテラスにしましょう!!」と焦るわたくし。
突然やってきておいて「暑いから中!」は態度が悪いというものです。

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メニューは基本的にF社長チョイスですが
私がちょいちょい「コレははずしたくない」「コレも好き」
と言うので結局私が決めたようなカタチになってしまいました。

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立派なパルミジャーノ・レッジャーノと添えられていた
オレンジジャム。パルミジャーノ・レッジャーノの塩気とオレンジジャムの
爽やかな甘みが合うことといったらもう…。
4欠片のうち3つを私がいただきました。

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テーブル中央にある揚げ餃子感漂うものは
「TORTA FRITTA」というものだそうです。
いちいち「これは何という食べ物?!」とメモをとりながら聞く私に丁寧に
スペルまで教えてくださいます。ますます仏です。

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大好物の中に数えられるラヴィオリ。
トルテッリともいいます。
この「ラヴィオリ」「トルテッリーニ」「トルテッリ」などの明確な
違いがイマイチ分からなかったのですが、とても分かりやすく解説していただきました。
トルテッリはソースなし、トルテッリーニはソース有り(どちらかと言うとスープ的な)、
また地域によっては(たとえばボローニャ)ソースありもなしも一括してトルテッリーニ
と呼ぶということも教えていただきました。

今までネットで調べたり本で探してみたりしましたが
色々書いてあることが違って余計に混乱していたのですが
だいぶスッキリ整理され、自分でも納得することができました。

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デザートは別の店でジェラートを食べましょう、と
「CREMERIA EMILIA」へ。
ギリシャヨーグルトとハチミツ、イチゴの王道組み合わせにしました。

比較的新しくできた店舗でパルマを中心に、
モデナやピアツェンツァなどで展開している人気のあるお店とのこと。
素材の味が生きた美味しいジェラートです。

暑い日のジェラートはイタリアに来たら絶対に味わいたいもののひとつ。

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「セルフィーしましょう!」
と言う私にも笑顔で対応。
この場合、神対応、という表現になるのかもしれませんが
彼は慈悲深い仏っぽい雰囲気があるので
仏対応という表現にしたいところ。

その上帰りの電車の時間も確認していただき、
「僕は仕事に戻らないといけないけど、きみはこのあたりを観光したらいいね」
「お土産にチーズやハムを買いたいならここの店がいいよ」
と街の見所もレクチャー…。
もはや、アポなしでやってきたことを申し訳なく思ってしまいます。
本当に優しくて感動です。うるるん滞在記的な。

「日本にも来て下さいね!」とF社長と別れた後は
再び一人で観光タイムです。

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今年で築900年以上というパルマの大聖堂。
どことなくユーモラスなライオンが可愛い。

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見た目は地味なのですが…
中は豪華絢爛のフレスコ画や装飾が施されていて
圧巻です。隣に小さなギフトショップも併設されていて
私はそこで小さなお土産を購入。
パルマはスミレの香りグッズが定番のお土産のうちのひとつ。

これはナポレオンの二人目の奥さんマリア・ルイーザ(パルマ女公)が
スミレを愛していたからということに由来しているそうです。

その話を聞いてそう言えば私の母もスミレの花の香りが好きだと
言っていた…と小学校ぐらいの時の記憶が突然甦り、
小さなサシェとフレグランスを購入しました。
ビックリするぐらい喜ばれたので買った甲斐があったというものです。

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パルマ大聖堂の内部はこんな感じです。
前日に行ったシエナやヴェネチアの混雑とはかけ離れた
静かな空間でとても落ち着きました。
思っていた以上にここで時間を過ごしていた私。

特に気に入ったポイントはこの天井の色。

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キリスト教文化だけでなく他国のイメージも彷彿とさせる
エキゾチックな柄に圧倒されます。
ちなみに天井画は建設当時からのものではなく、
その後数百年後に描かれたものとのことですが
それでも歴史の重みを感じさせられます。

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引きで見るとこんな感じです。
長時間見ていてもまったく飽きないので細部まで観察。
こういう時に一人だと好きなだけ好きなところで時間を割けるのでいいですね。

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帰国してから色々調べていたら
「パルマ大聖堂はオペラグラス必携」
というアドバイスを数件発見。たしかに、コレッジョ作の
「聖母被昇天」をしっかり鑑賞するには
いくら私が視力に自信があるといえども少々厳しい部分もありました。

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F社長に推薦していただいたハム屋さんで
Tちゃん一家にお土産を購入。

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どれがいいんだろうか…と迷っていたら
味見をさせてくれました。
30ヶ月熟成という深みのあるものを選択。
実はこの時点でけっこうお腹いっぱいで味見すらしんどかったのですが
食べてみるとその濃厚で複雑な味わいに驚かされます。
しかし喉が渇いていたので塩気が入ってきて余計に喉が渇く…。

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充実した内容のパルマ訪問を終え、予約した電車に乗ります。
通常だと1時間ほどで着くはずなのですが途中でなぜか電車が止まってしまいました。
結局50分以上も遅れ、最後でムダに疲れましたが急いでタクシーに乗ってTちゃんの
自宅に向かいます。この日は私のイタリア最終日、
イタリアの友達を呼んでホームパーティーが開かれる予定だったのです。
手土産の生ハムも本当はスライスでなくて塊で持って帰ったら面白いかな、と
思いましたが電車が遅れたことなどを考えると本当に塊にしなくて良かった。

次回〜イケメンが来るからとか言って〜に続く。
インドに行く前にイタリアのブログを終えなければ。




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