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 あちこちで色んなイタリア人と話すことによって
明らかにイキってたんでしょうね。
決して語学が堪能なわけでもないのですが、コミュニケーション能力が高い
ということは色々な語学の先生、話してきた外国人から言われてきたので、
流暢な英語、イタリア語が話せなくても
「私、どこでも行ける、どこでも生きて行ける」ぐらいに思っていたんですよ。

この日もボローニャの帰りの電車内で話したオシャレ系おっさんが
「僕的にはミラノで一番おいしい」と教えてくれたジェラテリアに
朝から行ってみることにしました。

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ジェラテリアパガネッリ。
中央駅から歩いていけます。可愛い緑色の看板が目印です。
ところで、私は大概のものは好き嫌いがありませんが、
唯一あまり得意でないものが生クリームです。
たくさん食べて苦手になったクチです。

で、今回のイタリアの予習としてイタリア語の初心者向けの教科書を丸ごと
ノートに写したり何度も読んだりして勉強してきた中で
モデル会話がいくつか出てきたんですね。
それを熟読しては繰り返して覚える40女。

男「チャオ!ジェラートは好きかい?」
女「ええ。もちろんよ」
男「ジェラート屋さんへ行こうよ。ご馳走するよ」
女「ええ、いいわよ」
男「よし、好きな味は何?」
女「チョコレートとノッチョーラに生クリームトッピングね」
(ジェラート店に移動)
店員「こんにちは、ご注文は?」
男「チョコレートとノッチョーラに生クリームトッピングを2つ、コーンで」
店員「おっけー」

こんな流れがある?という突っ込みを入れつつ、
「ご馳走するよ」と「好きな味は何?」というのは
使うかもしれない、と思って(あつかましい)特に念入りに覚えていた私。

で、注釈みたいなところにこう書いてあったのです。
「イタリアのジェラート店においては生クリームやクッキーなどが
無料で追加されますので、頼んでみましょう」

なんなん。それ。知らなかった!!
別に生クリームは好きではありませんがこれは検証のチャンスです。

「ミックスベリーとヨーグルトで生クリームトッピングでコーンひとつ」
と言うと「はーい」というスタッフ。
「クッキーと何やらと何やらはどうする?」と聞かれましたが
後半まったく聞き取れず「クリームとクッキーだけでいい」と答えます。
なんか、オリーブオイルって聞こえた気がするんですが、
そんなんおかしいやろwと思ったので変なものはナシです。

請求金額を聞いてみるとやっぱり教科書に書いてあった通り、無料。
わぁーーーー!なんだかお得な感じ!

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これが結果的になかなかの大正解で。
私が嫌いなタイプの生クリームとは一線を画し、軽くてフワフワで
サラッとしているので食べやすいのです。
色的に紅白みたいになっちゃいましたが、ヨーグルト部分が違う色だったら
より写真映えもよかったことでしょう。

これからはいろんな味でいろんなトッピングに挑戦していきたいと思います。
そして、ここのジェラートは本当においしかったので
次回の訪問時には「トッピング全部盛り」をやってみたいです。
たぶんオリーブオイルは私の聞き間違いだと思いますけどね。
ちなみに塩キャラメルやマンゴー、抹茶なども人気フレーバーのようでした。

前回のピザ神Mさんに続き、おいしいものに詳しいGさん、
通りすがりのイケてるおっさん、と今のところ100%の確率で
教えてくれた店がとても良かったので、
ますます「現地の人とのコミュニケーション」がおいしいものにありつける、
という認識になる私。

よっしゃ、今日も知らない人においしいもの教えてもらうぞー!ぐらいの勢いで
元気よく食欲全開で歩きだしました。

中央駅からドゥオモまではけっこう遠いのですが、
普通に歩いてきました。そして、さらにドゥオモからポルタティチネーゼ
というエリアへ向かいます。

流行に敏感な若者が集う自由なエリア、という表現で
紹介されることが多く、日本でもよく知られているナヴィリオ地区のすぐ近くです。

そんなところでまた新しい友達ができるかもねっっ!!
などと思いながら歩いていた瞬間です。

なかなかの美人と目が合い、話しかけてきました。
美人「チャオ!あなたのバッグ、素敵ね!」
ゆ「え!ありがとう♡」

普通の状況ならこの文章2行読んだ時点でイヤな予感しかしないでしょう?

美人「あなた、もしかして日本人?」
ゆ「そうだよ」
美人「イタリア語がわかるの?すごいわ!!なんて素敵!!」
ゆ「え~、ちょっとだけですよ~へへへ笑」
美人「日本人のお友達が欲しいと思ってたの!!」
ゆ「わぁ、こちらこそよろしく!!」

別に、スリという様子もないし、詐欺という様子もない、
可愛い友達ができた!!と思った私。

美人「私が働いてる事務所がここにあるからちょっとお茶しない?」
ゆ「うん、いいよw」

はい、アウトーーーー、って思うでしょう?
でも本当に暇だったのと、まぁ何かあっても対処できよう、という気持ちで
好奇心でついていってみたのです。

ついていって10秒で気付きましたよ。おかしい。
壁に貼ってあるポスターの様子がおかしい。
おどろおどろしいピラミッドの絵が描いてあり、
「ストレス?」「不安?」「自信を自己管理する!!」
というようなことが書いてあります。

あかん!!これ、あかんやつきてしまった!!
と咄嗟に判断したものの、妙に明るい事務所の中に入った瞬間、
「みんなーーー!!日本人のお友達を連れてきたわ!!彼女、イタリア語がわかるの!!」
(いやいや、わからんしwwやめてくれそんな大々的な紹介!!)
と思った私でしたが、10人ほどのメンバーから拍手で迎えられ、
最終的に奥から偉いオッサンみたいなのが出てきて
「ようこそ、お嬢さん!!」
と握手を求めてこられます。

「あーーーー。。。はぁ。。どうも。。」
と握手に応じるも、一刻も早くこの場から逃げなければ!!と思っていると
先ほどの美女と別のおばちゃんが分厚い本を持って近寄ってきました。
「あなた、英語の方がいいかしら?イタリア語がいいかしら?日本語はここにはないの。」
いや、何語でもいらないからwwと思い、
「ホントにゴメンだけどいらない!!」
と語気を強めて言い張ると先ほど「友達w」になった美女の目が明らかにおかしい。
視点が合ってないのです。
本をいらない!!という私に「チラシを持っていって!!」と無理やり渡してきます。
ええええええ。と思いながらも「チラシはもらって帰るわ」
と持って帰ってきたのがこちら。

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これをもらってくるブロガー魂!!を評価してほしいですね。
ちなみに、もしかしたらコレは…と思ってGさんにメールで
「ドゥオモの近くで女に変なピラミッドの絵の本を売りつけられそうになった!!」と言うと
「おそらくコモから戻ってくる時に話した宗教団体、サイエントロジーだと思います」
「やっぱりそうなんや…そうかなと思ってたんだけどね!ははは」
もう、ははは、としか返せないですよね。

サイトの内容を見る限り、宗教団体というよりは
自己啓発とかそっち系のイメージですが
美人の友達ができた、と思ってホクホクした気持ちはぶち壊しになりました。

気を取り直してポルタティチネーゼ、ナヴィリオ地区へ向かいます。
ふぅ~。危なかったwと思いますが拍手で迎えられたときは
本当に笑えるほどビックリしましたね!!

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ビジュアル重視のヴィーガンバーガー。
あと、右側のトリップアドバイザーのマークの横にあるのはLGBTQ歓迎のアイコン。
パリなどでレインボーフラッグはよく見かけましたが、このパターンは初めて見ました。
このエリアがファッションピープルや若者が多く先進的な考え方の人が
集まるということを表している一つの例かもしれません。

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壁が汚い。これが若者の街の象徴的な事象なのであれば
私はこのエリアは好かんよ。と思いながら歩きます。

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壁の汚れ具合は住民の民度に比例するのでは、と考えます。
エリアによって毛色が違うのはまた大都市の魅力でもありますけどね。
「本当のミラネーゼに出会えるのはこのエリア」という声もあります。

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一角には公園の中に集合住宅があってお花が綺麗に飾ってあって素敵な場所もありました。
このマンション、とっても可愛かったです。公園の中では犬が駆け回っていて
子供が自転車で遊んだり、シャボン玉を飛ばしたり、平和な日常そのもの。

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さらに、プラダ財団美術館、アルマーニの博物館、ブルーノートなど
オシャレスポットが集まっているのも確かにこのエリア。

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過去、アルマーニの色々な施設に行ってみましたが、
私はここが一番面白かったです。年代がミックスされた過去のコレクションが
テーマごとに展示してあります。1階の特別展では安藤忠雄展を開催していました。

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数あるドレスの中でも一番素敵!と思ったのはこちら。
刺繍とビーズが素晴らしく繊細で、クリーンなのにセクシー!
ちょっと民族っぽさもある柄行きが大変好みです。

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上の階から撮影したアクセサリーのコーナー。
コレクションに登場したブローチやバッグ、ネックレスなどが
整然と並んでいるのですが、色によって分けられていることが
上から見て初めてわかりました。

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ボラカイという名前のノンアルコールカクテル。
クランベリーやブラックベリーにグレープフルーツ。
爽やかさ満載で、ピラミッドの本を押し付けられた時に全身を走った緊張感とは
雲泥の差のリラックス感を味わいます。
こちらのカフェは静かで人も少ないのでゆっくりできてオススメ。

優しく微笑みかけられても、さっきのピラミッドの一件があるので
割と警戒して無表情で返す私でしたが、アルマーニ博物館のスタッフの方は
もちろん全員いい人でしたし、中には王子みたいな人もいましたので、
これから行かれる方はぜひにこやかに振舞ってください。

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運河沿いは夕方〜夜にかけてはライトアップされてより一層ムーディーになるそうです。
次回は夜の雰囲気も見に行ってみたいものです。

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ミラノのたこ焼き店。
実は、コレを食べに来るのも目的の一つだったのですが、情報収集の一環です。
イタリアの日本食事情について調べています。

一通り予定が消化できたので帰りは地下鉄に乗ってドゥオモに戻り、
大好きなルイニのパンツェロッティ(揚げピザ)を購入。

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安定の「トマトとモッツァレラ」

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本日の日替わりパンツェロッティ「キノコとリコッタチーズ」

イタリアに来る前からルイニの揚げピザを全種類制覇する、と泰人さんに言っていて
「そんなにもおいしいんですか!!」と驚かれていたのですが
私が前回初めて食べたときは開店と同時に行ったので揚げたてが
入手できたんですね。今回はちょっと時間が経っていたので
前回ほどの感動はなく、次からルイニに行くときは朝イチ最前列をとろう、と
決心いたしました。おいしいものを食べるためなら何時にでも起きます。

それから、甘い味のパンツェロッティがあるとメニューに書いてあったので
そちらも買ってみました。2個一気に食べたので甘いのはホテルの部屋で
夜食おやつとして食べることに。

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あれっ!!
思ってたんとだいぶ違うww
甘くないタイプのものとそもそも種類が違うんですね。
これはソフトクッキーみたいな感じで、揚げていないんです。
かたちこそ同じですが。

そして、口の水分全部持っていかれる感じです。
生地や中身もおいしくないことはないんですが、ルイニのスペシャリテはやっぱり
揚げたてのパンツェロッティ、「トマトとモッツァレラ」が最強だなと思いました。
満足いくまで全部を検証できたので、ヨシとしたいと思います。

明日はいよいよミラノ滞在の最終日です。

つづく




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