fc2ブログ

 毎回のことですが、最終日はなんともいえなく寂しい気持ちになります。
もうちょっと滞在できたら、と思いながら帰る羽目になるので
延々と定期的に戻ってくるんでしょうね。
そんなメランコリックな気分で地下鉄に乗ってドゥオモへ向かいます。

61562774_2684987891576648_7046363327668158464_n[1]

どこの国のシスターか不明なものの、とにかく元気いっぱい、テンション高めの集団。
ドゥオモ広場の前でジェラートを食べながら記念撮影をしていて
ミラノを満喫している感に溢れる様子が伝わってきて微笑ましい気分になりました。

シスターたちにとって、イタリア各地を巡ることは
私がイタリア各地を巡るのとはまったく別の意味を持つことは容易に想像できますが、
テンションの上がり具合でいうと同等レベルのものではないかと思います。

私がミラノでお土産を買ったりするのはだいたいリナシェンテ(デパート)
であることが多いです。フードコートのフロアには夢のような品揃えの
チョコレートやお菓子、パスタにオリーブオイルが最先端のセレクトで並んでいます。
デザイナーとコラボの限定品なども見つけることができます。
(DOLCE&GABBANAのパスタ詰め合わせセットとかね!)
無限に欲しくなる品揃えですよ。
私の中では食のセレクトショップEATALYと双璧の物欲刺激コーナーです。

とはいえ、今回はFICOでたっぷり買い物をしてきたので
リナシェンテで購入したのはサルディーニャ産の「カラスミ」を2つと蜂蜜。
カラスミのうちのひとつは、いつもお世話になっている義雄先生へのお土産です。

62081078_2684988688243235_8593973291482349568_n[1]

日本で買うよりも何割かお買い得です。
バッグや靴を買う場合のお得感と同じぐらいでしょうか。
ものによりますが3割ぐらいは安い。

61281247_2684988388243265_3396740191019335680_n[1]

今回お友達へのお土産に購入したのが「T'a Milano」のチョコレート。
オシャレで洗練されたパッケージがミラノっぽい!
日本ではカッシーナでバレンタインの時期だけに販売されたことがあるみたいですね。
後から調べるとスカラ座から200メートルぐらいの距離のところにレストランもあるそうで
朝の8時から夜の0時まで営業。次絶対いく!
(こうやってまた次の計画が始まるのです)

61900473_2684988528243251_5430402240693141504_n[1]

リナシェンテのチョコレートコーナーを見ているとどれが一押しなのか一目瞭然。
前回ブレラ絵画館へ行った帰りにお茶をした「FARAGE」の
美しきパッケージ群はむしろ直営店よりも品揃え豊富。

食品パッケージのデザインの斬新さや美しさなど、学ぶところがたくさんあります。
さらに、食のトレンドを知ることもできるので、
マーケティング視点で見てもEATALYとリナシェンテに
詣でることは欠かせないというワケです。

それと、私にとってスペシャルな場所がもうひとつこのフロアにあります。
それはドゥオモに面したカフェレストラン。
フロア内にはいくつかレストランがあるのですが、窓とテラスがあるのはドゥオモ側に
位置するレストランだけなのです。

この場所がなぜスペシャルかというとですね、
私が中学生のころ家庭教師として来てくれていた医大のお姉さんE先生が
「ゆうちゃん、ミラノに行ったらリナシェンテの最上階のカフェでランチをしたらいいよ」
と教えてくれていたのです。モデルなどもされていた美人で
スタイルもよくてオシャレでリッチな憧れのお姉さん。
(今から考えると苦手な数学ではなく、ファッションの話ばかりしていたような気がw)

当時の私はイタリアに行ったことがありませんでしたが、
E先生が言ってるんだからオシャレで素敵なところに違いない。
と、いつか絶対に行きたいと思い続けていました。

その後、母や友達と何度か訪れることになりましたが、ひとりで来たのは初めてで、
いろいろ考えるし、思いだすので感慨もひとしおでした。
出会ってきた人や話してきたことが、確実に今の自分を形成しているのですね。

61682862_2684987964909974_2755016628969144320_n[1]

今回案内してもらったのはたっぷりの光が差し込む席です。
待たずに入れましたが、私が座ってからしばらくしてから満席状態に。

61707064_2684988118243292_8759409195431755776_n[1]

外の席もいいですね。
ドゥオモに上らずとも贅沢な角度から見ることができます。

今日のランチは相当悩んだ結果、
ラザニア、マチェドニア、アイスカプチーノで決定。
そういえば振り返ってみると今回ピザを食べていないな、と思ったのですが
ピザの濃厚さとチーズのおいしさ、パスタのモチモチ感を併せ持っているメニュー、
それがラザニアなのではないかと考え、パスタとピザを悩んだときは
ラザニアを食べるのが最適だという結論に達しました。

私がラザニアをオーダーしたあと、右側の席にやってきた体が大きめのおばちゃんも
ラザニアをオーダーしていたので、通じるものを感じずにはいられません。

61647294_2684988188243285_3972874809276104704_n[1]

もう、完璧においしそうです!!!
香ばしい香りが漂い、幸せいっぱい。イタリア最高!!と思う瞬間のうちのひとつです。
とにかくこういう類の食べ物が大好きですね。
ウットリと眺めてから写真を撮って、ゆっくりとラザニアの層にナイフを入れる瞬間を
隣のおばちゃんもニヤニヤしながら見ていたことにもちろん気付いていました。
そう!彼女とはラザニア仲間なのです。
同じラザニアをオーダーしたもの同士、このおいしさを
これから心の中で共有することになるのです。

あぁ、おいしいなぁ。幸せだなぁ。とホクホクした気持ちでラザニアを
勢いよく食べ進めていく私。

61835731_2684988968243207_2677935353419005952_n[1]

こちらのマチェドニアはどちらかというとシロップ漬けではなく
フルーツサラダという感じでした。
旅行中のビタミン補給は絶対に必要です。疲れやすくなっていますからね!

61824473_2684988031576634_6431386674453807104_n[1]

さらに、ポーーーーっとしながら人間観察などをしつつアイスカプチーノを堪能。
カプチーノのおいしさはイタリアに行く楽しみのうちのひとつです。
日本では断然お茶党なのですが、イタリアではカプチーノ。

と、幸せたっぷりだった私ですが隣から明らかに機嫌の悪そうな声が聞こえてきました。
スタッフを呼びつけ「ちょっと!どうなってんの?私のラザニアは?」
ハッ・・・!!!ラザニア仲間であったはずのおばちゃんのテーブルを見てみると
何も来ていないではないですか!!

私のテーブルは祭りみたいになってるというのに。
スタッフのお兄さん「…ちょっと確認しますね」
おばちゃん「40分よ!ラザニアをオーダーしてから40分!!」
スタッフ「そうですね…」
おばちゃん「彼女のラザニアも40分かかったわけ?!」
ゆ「え・・・!!!!」
これはまさにトバッチリというやつです。私は何も悪くないし、
仲間意識すら持っていたというのに!!
びっくりしすぎて固まってしまいましたよ。

スタッフ「キッチンに聞いてきます。。」
おばちゃん「・・・・・・」
ゆ「・・・・・・」

気まずい空気が流れます。
私が残さず食べ終わったあとの皿を一秒でもいいから早く下げてほしい。。
もう、右側に視線を持っていくのは怖いのでひたすらドゥオモを見ます。
勝手に仲間だと思っていたおばちゃんから
私はもしかしたら、子憎たらしい敵だと思われていたのかもしれません。
なんだかそれを考えると心苦しいですが、ほどなくしておばちゃんのラザニアが登場し、
おばちゃんはガッガッとフォークを勢いよく動かして食べていました。

急いで作ったからなのか、なぜなのかは不明ですが
フォトジェニック具合は私が食べたラザニアの方がキレイでした。
こうしてラザニアマウンティングをしてしまった自分を少し恥じつつも、
明らかにスタッフに対して態度が悪いおばちゃんもおばちゃんだよね、と思います。
私のオーダーと席が似ていたことによって忘れられていた可能性は十分あり、
もちろんお店側に非があることは明白ですが、美味しいはずのラザニアを
あんな風にガッガガッガと乱暴に崩してはいけません。

61691282_2684988754909895_3385246484873084928_n[1]

メンズファッションのフロアで泰人さんのお土産も購入できたし、
免税手続きも済んだので、フードフロアに次いで好きな地下の雑貨フロアに行きます。
綺麗な写真がいっぱいの本から子供向けのポップアップ絵本、
苔玉からオシャレ家電、文房具まで、とにかく好きなものがいっぱい。

苔玉の値段にびっくりですよ。小さめのものでも7~8000円。
盆栽の価格にもびっくりしましたが、かなり前に盆栽ビジネスをやりたいと思っていて
色々調べていたのですが、途中で挫折。というか、いつの間にか忘れていました。
諦めずに頑張ればよかったwと価格帯を見て後悔しました。
リナシェンテのスタッフに聞いてみたらイタリアでも苔玉は可愛くて
人気があるのだそうです。そのスタッフも「私も苔玉大好き!」と言っていました。

61587791_2684988821576555_2701284543691751424_n[1]

コレはファン垂涎のダブルネームですね。
SMEGとDGのアートデコレーションエディション。
そもそも、日本でSMEGというだけでいいお値段がするイメージですが、
イタリアで買うと安いです。しかしながら、こちらのスペシャルエディションは
イタリアの通常価格のSMEGの約3倍の価格でした。
シチリアテイスト溢れる柄ゆきに心躍ります。

シチリアに行きたい。
サルディーニャに行きたい。
怪物公園に行きたい。
トリノに行きたい。
とまだ行きたい場所は尽きません。

それにしても、世界の電圧とコンセントがどうにかして統一されればいいのに。
と思いますね。デザイン家電が好きなので、毎回欲しいと思う家電があるのですが、
コンセント問題が気になります。

結局、今回このフロアで購入したのは大量のノート。
お土産で配ったりするのではなく、全部自分用。
イタリアの文房具、紙製品は本当にオシャレで見ているだけで質も良く、
豊かな気持ちになれるのでなかなかの贅沢品だと思っています。
たかが紙、されど紙。
いいノートには美しい文字で、美しい言葉を記したいものですが、実際には
食べたいものリストだとか行きたい場所リストを書いていることが多いです。

あと少しだけ…続く



★ランキング参加中です。クリックお願いします★
関連記事
スポンサーサイト



2019.06.07 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://elegantevita.blog20.fc2.com/tb.php/1777-c49c7273