fc2ブログ

 3ヶ月に1度ぐらいの感じでお邪魔している大渡さん。
秋はアレ…高いキノコの季節ですからね。行っとかないと。

この日は9月の上旬でまだまだ灼熱の京都でした。

72787179_3069323826476384_6022924027494924288_n.jpg

いい香りのするおしぼりと冷たい緑茶。
おしぼり問題って重要なんですよね。
いいお店でおしぼりが残念だとものすごくガッカリしますし、
そもそも臭いおしぼりが出てきたらその後の食欲も失せるというもんです。

逆にほどほどの価格帯でおしぼりにまで期待していなかった店で
明らかにいいおしぼりが出てきたら「んっ!!??」と背筋が伸びるというわけです。

大渡さんはもちろんいいお店であり、おいしいお店であり、おしぼりもちゃんとしてます。
おしぼりは、たかがおしぼりといえど、
おもてなしの気持ちやお客さんに対する気遣いの表れの一端ではないかと思います。

75223633_3069323886476378_4977499846295420928_n.jpg

長芋豆腐に雲丹。
山葵が爽やかです。菊皿に白い長芋とのコントラスト、雲丹のオレンジが映えますね。
もちろんおいしいに決まっています。
この手のもの(何何豆腐)は大好きです。
胡麻豆腐を自分で作りたい(死ぬほど食べられるから)と思うほどに好きです。
ちなみに、胡麻豆腐ってものすっごい面倒なので、作ったことはありません。

74228887_3069324013143032_3226451141529174016_n.jpg

沖いくら。
飯蒸しになっています。この沖いくらは大渡さんでいただくまでは
私は未知の食感でした。普通のいくらとこんなにも違うのか。と驚いた思い出。
大事に一粒ずつ食べたいような、一気にいきたいような。
そんなジレンマと戦いながら食べる一皿ですよ。

72951127_3069324099809690_3354925321433382912_n.jpg

子持ちの鮎を焼いてから煮る。
ふんわりした子の部分はもちろんですが、皮目の香ばしさは感動もの。
焼いてる時点の香りからして攻撃的ですらありましたけどね!!
焼いてから煮たり、揚げてから煮たりする調理法は味わいが深まって素晴らしいです。
鮎のおいしさを堪能できます。出汁にはほうじ茶が使われています。

73320658_3069324266476340_7536936089945112576_n.jpg

骨煎餅。頭もカリカリで丸ごといただけます。
これの良さがわかるようになったらオトナやなと思いませんか。

75220713_3069324359809664_2125987633036263424_n.jpg

あしらいに隠れて見えきれていませんが、
分厚く切られた戻り鰹。一口で食べきれないほどの厚さなのです。
和芥子でいただきますが、芥子の話になります。
大将が「ぼく、芥子好きなんですよ~!コンビニのおでんでも芥子めっちゃもらんです」
と言ったのがめちゃ親近感ですよ。
おそらく日本トップレベルにおいしいおでんを作れる人も
コンビニおでん食べることもあるんですよ。
しかも芥子めっちゃもらうって。私もですわ!!

75242076_3069324469809653_781818317139607552_n.jpg

鮑と芋茎のお椀。
おこげが入っているからお椀のデザインも小雀なんですって。
このストーリー性というか、器と食材の紐付け、組み立てが日本料理の素敵なところですね。

とろみとわずかな生姜の香りがまさに滋養によさそうで
連日の暴飲暴食で疲れた胃を優しくいたわってくれている気がします。
本当においしい料理ってからだに優しいものですからね。

73375604_3069324556476311_8257662229625700352_n.jpg

のどぐろを焼いて煮付け的な。
魚の脂に関わる仕事を時々していますが、魚の脂って本当にサイコーですね。
しかも体にもいいんだよ!どうする?そんなん。
お箸でホワンと解れる身の柔らかさと塊具合。
間違いない美味しさです。

74602156_3069324646476302_648022857439248384_n.jpg

これ、一見この時期だと落ち鱧かなと思いますよね。
なんと煮た鰻。そして上にかかっているのはパルミジャーノレッジャーノではなく、
栗。栗とは思わなかったですよ。

鰻をこのような調理法でいただくのも初めてで、
唸りっぱなしです。もちろんストレートに美味しさしかありません。
もう大渡さん何度かお伺いしていますが、心底すごいと思うのは
毎回何かしら「こんな食材食べたことない」とか「この食べ方したことない」
「この組み合わせもない」「こんな切り方見たことない」に遭遇することです。
創造力と料理の技術が両方備わっていないとできないことなのです。

73324894_3069324756476291_342459749922504704_n.jpg

秋の高級きのこ。いや〜、すっごいですね。
明らかにスーパーで売っているものとはランクが違いすぎます。

そして先ほど話に出てきました
「こんな切り方見たことない」のもっともわかりやすい例がこちら。

72533630_3069324863142947_4254066494238883840_n.jpg

丸いのは松茸です。
えっ??ていう切り方をするのです。
「ふふふ」と笑っていると
「この切り方しないと食べてる感じしないでしょ!」
と笑う大将。素敵すぎますね。

74654704_3069324919809608_6980645732424351744_n.jpg

締めは卵かけご飯。
無限ループでおかわりする人たちが続出です。

73168101_3069325026476264_1097198951095861248_n.jpg

さっきの松茸の出汁を。
そら美味しいわね。美味しいに決まってるわね。
このお茶碗もまた可愛いわね。

73207517_3069325116476255_8356660950920593408_n.jpg

トゥルットゥルのわらび餅。
これを食べると「あぁ、おしまいかぁ」と残念な気持ちになると同時に
「あ、次いつの季節がいいかな」という気持ちになります。

卵白と紫蘇のお干菓子とお薄をいただいて、終了。
次の予約は2月です。
2月って美味しいものいっぱいあるでしょ?楽しみです。


祇園 大渡



関連ランキング:懐石・会席料理 | 祇園四条駅河原町駅三条京阪駅




★ランキング参加中です。クリックお願いします★
関連記事
スポンサーサイト



2019.10.25 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://elegantevita.blog20.fc2.com/tb.php/1805-a48af1b9