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 3年に1度の展示会がドイツで開催されました。
直前まで動画や最終調整の準備に追われていましたが、
出発の日を迎えたからにはどうしようもありません。

あとは体調を崩さないようにだけ気を付けて最後までやりきることです。

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やる気と不安が感じられるスーツケースのポケット部分。
絶対に足腰が痛くなるのと、5/1の出発から12日の帰国までの間に
胃の調子が悪くなる気がするのでフェイタスとマイレモン持参です。

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MKタクシーの乗り合いサービスがなくなってしまったので、
海外へ行く際は三宮に出てバスに乗る必要があります。
どしゃ降りの大雨だったので、ベチャベチャになりました。
展示会は始まっていないのにもう疲れた…と心の中でつぶやきます。

久しぶりのエミレーツ深夜便。
関空は本当に残念な雰囲気ですね。
深夜便利用者にとってはまともに食べるところすらありません。

という私のネガティブな気持ちが通じたのか、初回の機内食が大当たりです。

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えっ、ていうほど大きいハンバーグです。
私のブログを読んでいただいている方はご存じのことと思いますが
何でもパンにはさんで食べるのが私流、機内食の楽しみ方です。

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これまでにこれほどパンに挟む最適品が機内食で出たことがあったでしょうか。
イヤない。

しかもこのハンバーグ、フワフワで美味しいのでびっくりですよ。
これからドイツに行くにあたってバーグをたくさん食べることになるのでしょうが、
このハードな旅のスタートを飾るには十分な内容でした。

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久しぶりのドバイ!ウロウロしたい気持ちもやまやまですが、
疲れていたのと、海外営業チーム数人と合流したのでラウンジでお喋り。
メイクがヨレヨレなのであまり見ないでほしい…と思いつつ、
関空のラウンジとは段違いの内容の朝ごはんを楽しみました。

さっきラウンジでわりとたらふく食べたクセに、
ドバイ発便の機内食もガッツリいただきます。

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チーズオムレツと何かの芋のコロッケと豆です。
チーズオムレツと言っても、トローン、デローン、
となっているわけではないのでアッサリ目でした。
これも挟みます。

この便は10時間のフライトなのでおやつも登場します。

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パニーニ。
こっちのチーズは熱々でデローンとなっていましたし、
自ら挟むまでもなく私の好みの軽いパンに挟まっていたので大満足です。
むしろ、こういうのだけでいいんですけどね。
(+コーンスープまたはトマトスープなどがあったら100点)

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ミートボール的な。
これはちょっと挟みにくいのでそのまま食べました。
人の服の上に落としたりしたら最悪ですからね。

いつも心配するスーツケースが出てこない問題もすんなり回避し、
華麗に入国をキメることができました。

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初めて利用するホテルですが既視感が凄いのは、
同じグループのホテルだからです。
いつも利用するホテルはなんと、ウクライナの難民ステイ先になっていて
利用不可だったのでグループホテルに変更となりました。
日本に住んでいるのとは緊迫感が全然違うんだなと肌で感じた出来事でした。

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バスタブがついていないと聞いていましたが、ゴロンと横になれるような
縦横幅の広いバスタブがついていて嬉しい限り。
長期の展示会出張では体中が痛くなるので、バスタブはないと困るのです。

それでも、ヨーロッパのホテルはバスタブなしの部屋もけっこうあるので、
前々回の2017年の出張は私もバスタブなしの部屋に当たったことがあります。
同僚同士でロビーに集まって「部屋にバスタブがあった!!」「ボクもあった!!」
と喜びを分かち合いました。

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お部屋からの眺め。16時ぐらいですがとても気持ちがいいい。
一休みすると、お出かけしたくなったのでいそいそと出かけていきます。

役員の方はもうちょっといいホテルに滞在されるので、
「ちょっとブラブラしましょうか」と先ほど空港で話していた役員の方をお迎えに
別のホテルまでいきます。20分ぐらいの道のりですが、散策を兼ねて徒歩を選択。

ゆっくりデュッセルドルフを歩いたことがない、と仰ってられたのでかんたんにご案内。
(て、私も大して詳しくはないですが前回の2019年の12月頃に
クリスマスヒュッテが楽しすぎて夜中歩き回って少しは土地勘を得ていた)
【クリスマスヒュッテを堪能した時の記事はこちら】

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ドイツ美女が誰かと待ち合わせの図。

2時間ほどひたすら歩き回って、街の様子や
「社長が来られた場合に泊まるのはここです」
「ここのお菓子は絶対に買って帰った方がいいです」
「ここのレストラン美味しかったです」
といったザックリな説明をしました。

そうこうしている間にすでに到着しているチームからも連絡が入り、
5名ほどが集まったので一緒にディナーをとることにしました。
超有名店「シューマッハ」です。

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これこれぇ!メット。豚の生肉、焼いていないハンバーグ的なもの(4名分)です。
初めて来たときからコレの美味しさに驚き、大好きなドイツ料理のひとつです。
豚の生肉、と聞くと大概の人は「うっ」という反応を示されますが、
厳しく法令管理されていて安心して食べることができます。
とにかく私は大好きなので、むしろコレだけでもいいぐらい。

風味的にはネギトロ的な感じですが、豚の脂は含まれていません。
肉とシンプルな調味料のみ。
このシンプル直球な感じがいいんですよね。

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歩き回って寒かったので私だけスープを頼みました。
この時期旬のホワイトアスパラ(シュパーゲル)のスープです。

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コレな…という気持ちになりますが滞在中一回は見ておきたい風景。
シュバイネハクセ盛り合わせセット。全部盛り的なやつです。
ドイツ料理といえばコレを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

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奥の方に写っている黄色いお皿はマッシュポテト、
手前のふたつはザワークラウトとベイクドポテト。
重たい付け合わせが多すぎるので、日本人の胃にはキツイと言って間違いないでしょう。

しかもコレも誰かが頼んでいたようです。

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シュニッツェル。(カツレツ)
しかも、このシュニッツェルはオーダーが抜けていたようで
テーブルにやってくるまでに、えらく時間が開いたのです。
「もういらないからキャンセルしたいんやけど…」と
言いに行く役まで与えられ、フラフラでしたが
「5分待って!!今作ってるんやわ!」との返答。
(いや、作ってるんやったら仕方ないですけれども、胃的にみんないらんのやわ…)
と心の中でゲッソリした気持ちになります。

厨房のカウンターからテーブルに戻るまでの気が重いことといったらもう…。
「キャンセルできた?」と皆さんに聞かれ
「もう作ってるねんて、ハハ」と言ったときに漂う絶望感。
私の乾いた笑いに静かに下を向いた若者もいました。
「若いんだから食べなよ」とか言うのはよくないですね。
胃袋の広さに老いも若きも関係ありません。

結局、ダークホース的に私よりも少し年下のエレガントな風貌の
男性社員が「ボクがいただきましょう」とシュニッツェルを撃破していました。
ドイツ料理において、正しいオーダーとは何か。
を考えることを今回の旅のテーマとしたいと思いました。

続く



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2023.05.23 / Top↑
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