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 着いてからドイツ料理しか食べていなかったので
そろそろドイツじゃないものが食べたくなってきました。

そんな時、メキシコ!またはベトナム!または飲茶!
と思ったのですがなぜだかこの日は結局10名ぐらいが集合。
「メキシコ料理に行きたい」と言い張る私に「僕らは何でもいいんで…笑」
と合わせて移動してきてくれましたが、10名グループなんて
予約なしではだいたい無理ですからね。

お目当てのメキシコ料理の店は
「ごめん、無理ですねぇ。。テラスなら行けるけど雨やし」
とのことでした。
雨のテラス席はちょっと、というか普通に無理やと思いますが
なぜか一人雨のテラス席でメキシカンを堪能しているオッサンがいました。
不思議(笑)

ベトナムは?と仲良しのT氏にこそっと聞いてみると
「パクチー祭になるからイヤです」とのこと。
そうだった、T氏はパクチー苦手なんだった。

そしたら飲茶か…と思ったのですが、メキシコ料理のほとんど斜向かいに
ブラジル料理の大箱ぽい店があるではありませんか。

よっしゃ、ここ行ってみよう。と雨の中10人をまたどこかへ
連れて行くのは忍びない…と早めの決断です。

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10名でもすんなり入れたので良かった。
むしろ、ここしかなかったんじゃないか、
というぐらいのピッタリ席に案内してもらえました。

一般的なブラジル料理店と同じ仕組みなようで、サラダバーがあって
そのあとはシュラスコです。次々やってくる無限肉。
飲み物代は別途かかります。

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ブラジルと言えば、のフェジョアーダ。
コレ、10人もいると苦手な人もいたかもしれませんが
欲しくない場合は「いらない」で済みますからね。
骨付き鶏肉、美味しかったです。

お喋りに夢中になって、途中から一切写真がないのですが、
あらゆる部位の肉が出てきました。
そして、私の大好きな焼パイナップルも出てきたので軽く興奮。
みんなに「コレ、めちゃ美味しいねん。むしろコレが一番好きやわ」と語ります。
「えっwこんなに肉が出てきてコレが一番なんですか?!」と後輩に聞かれますが
大量の焼パイナップルと中量の焼チーズとちょっと鶏肉でもいいぐらい。

私は割と早々に肉をギブアップし、デザートゾーンに移りましたが
デザートにもパイナップルが多用されていたので積極的に頂いておきました。
喉が渇いていたのでバージンモヒートを2杯。
とても美味しくてスッキリ。とにかくミントが好きですね。

一人あたり55€(約8000円)ぐらいだったと思うのでまぁまぁ高級ディナーですが
ちょっと毛色の違うものを食べることができたので
みんなも満足度が高かったようです。

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翌日の朝。
土曜日の朝だけは市が出ています。
おつかいに出てきている小さな子供たちやおばあさんが持っている
絵本に出てくるようなバスケットがカワイイ。
本当にあんなんで買い物するんだ!!!という世界ですよ。
こういうの。

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さすがに頭巾はかぶっていないですが、リアルにこんな感じでビックリです。
(画像はイメージです)
最初に見たのはおばあちゃんがこういうカゴにチェックの布を敷いて
使っていたパターンだったので「へえ!高齢者の方は今でもこういうスタイルなのか」
と思っていたのですが、見るからに天使みたいな子供たちが
兄妹そろって小さいカゴを持って、あいている方の手を繋いで
トコトコとやってくるのを見たときに
「ドイツゥゥゥゥ!!!」と唸ってしまいました。

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新鮮な野菜のテントもあれば、お花だけを扱っているテントもありました。
フランスもこんな感じだったことを思い出しました。
1週間のうちにこの場所にマルシェが出ていたのは土曜日の朝だけでした。

スーパーで見かけるよりもかなり立派なシュパーゲルが売っていたので
買いたい気持ちになりましたが、最近は検疫が厳しいのでね…。

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仕事場の会場に到着すると「コレ食べる~?ドイツのやつじゃないけどな」と
ドイツの社員が愉快な感じのパッケージに入った
キノコの山の類似品を差し出してくれました。
多分、お客さんがサンプルとして持ってきたと思われますが、
面白いので写真を撮らせてもらっていると
「これ、多分リトアニアのお菓子やな」と教えてくれました。
「日本にも似たやつがある」と言って見せると「おんなじやん!」と
ちょっと盛り上がりました。
ちなみに、この「LINKSMUCIAI」は「FUNNY MUSHROOMS」
と訳されるようです。(メーカーHPの英語版を見た)

どっちが先なんでしょうね?
HPを探りましたが商品の発売歴史などは見つけることができず…
日本版「きのこの山」は1975年発売だそうですよ。
アポロにビスケットをつけよう、というのが商品化のきっかけだったとのこと。
ということは後発品ではなさそうですね。

リトアニアなので返事が来るかどうかは分かりませんが一応問合せ中です。
(気になったらすぐ調べる派)
ちなみにFUNNY MUSHROOMSはミルクチョコ味の他、
イチゴ味、ホワイトチョコ味、バナナ味、がラインナップされています。
それはそれで美味しそう。

そんな風に楽しい会話も織り交ぜながら1日を過ごしたのですが、
やっぱり英語をずっと話していると頭を普段より使うのか、
めちゃくちゃ疲れてくるんですよね。
今日は気を遣わず積極的に話さなくてもいい環境で食べたい…と思ったので
少人数で食べることにしました。

とはいえ、結局何を食べたいかと考えるとメット(豚の生肉)が食べたいんですよ。
あれこそドイツでしか食べられない料理。
また同じ店にやってきました。(今回2回目)

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2人ですが、3人前のメットを1.5ずつ食べることにしました。
結局コレがあれば満足。
むしろ、コレがないとドイツに来た意味がないぐらい。

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そしてグラーシュ。
ちょっとスパイシーなスープですがこれも私がドイツ料理の中で
メットと並ぶほど好きなものです。
ドイツに限らずハンガリーなどでも同じスープがあるようです。
中にはたっぷり肉や野菜が入っています。

ところで、この店は少人数で入ることもできるのですが、高確率で相席なんですね。
結局、超親日家のドイツ女子会と相席になり…
結果めちゃくちゃお喋りすることになりました。
それはそれで楽しいんですけどね!

「お好み焼きとあんこと餅が好きぃーーー!!」
「奈良の鹿カワイイーー!!」
「バックパックだけで行ったのにスーツケース買い足してしもたわw」
「日本、カワイイもん多すぎてヤバい!!」
「この前行ったとこやけど、来年も私たち行くねんけど、どこ行ったらいいと思う?」
と盛りあがる私たち。

寿司とか生魚食べれるなら、北海道も楽しいよ、とか
京都や奈良に行ったのなら、次は金沢とかどう、とか。
あと、私は日本食のストリートフードの中だとたこ焼きが好きやw
和菓子は作る体験ができるところもあるから行ってみ?
という情報もお知らせしておきました。

それにしてもお好み焼きとあんこと餅が好きとか、
なかなかのツウですよね。

そして、私たちのオーダーを見ても彼女たちは褒めてくれました。
「ナイスチョイス★」と。
ドイツ人にドイツ料理の正しいオーダーとは何かをここで
聞くことができるとは思いもよりませんでしたが、
やっぱりアイスバインなどはめったに食べないらしい。
「あんなんお腹いっぱいになるやん(笑)」とのこと。

ただ、彼女たちはビールを浴びるように飲む!!
部活の中学生の麦茶かのように飲む。
つまみにメットを時々かじりながらビールを飲みまくっていました。

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お腹いっぱいなのに、気になっていたリンゴケーキ(メニューにないもの)を追加した私。
結果、コレはそんなめちゃくちゃ美味しいものではなかったので
餅は餅屋、と言いますかケーキはケーキ屋さんで食べた方がいいんでしょうね。
だって、先ほど華麗に帰って行った相席女子たちはコレを頼んでなかったもの。

こういうように、現地の人がどういう飲み方、食べ方をしているかを
同じテーブルで観察できたのは面白い経験でした。

続く



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2023.05.29 / Top↑
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